新垣結衣「結婚ショック」で巨額「経済損失」(2)CM放映権料5億円がパー

 所属事務所サイドは損失を最小限に食い止めようと、すぐさまマネージメント体制を一部継続と発表。「ガッキー、フリーに」と報じた一部メディアには過敏に反応した。

「事務所にとって『逃げ出されるは恥』ということで、『業務提携』という形で収めた。関係は良好というアピールです。ただ関係性は強固とは言えず、そのあおりを受けたのがTBS。今秋以降に予定していた主演ドラマをあっさりキャンセルされた」(民放局関係者)

 結果的に結婚を契機に動き出した形だが、新垣と事務所サイドでは以前から契約見直しについて、水面下で話し合いが持たれていたという。スポーツ紙放送担当記者が内情を明かす。

「金銭面の交渉が中心とはいえ、常に大ヒットドラマ『逃げ恥』の続編について、連ドラでの復活が検討されていた。結局、連ドラは回避されて今年1月2日に放送された『逃げるは恥だが役に立つ ガンバレ人類! 新春スペシャル!!』(TBS系)の単発放送に落ち着いたものの、その際、泣いてもらったTBSに対して、事務所が秋以降の連続ドラマ主演の内定を出していたようです」

 単純に新垣のドラマ出演料は、1話250万円(推定、金額表記は以下同)とされる。

「実績ある『逃げ恥』であれば、1話300万円でも安くて10話で3000万円、その後に控えていた主演ドラマで2500万円も見込めたものが、1月のSPドラマ1本分になってしまった。その痛手はTBS側も同じ。平均視聴率15%前後の『逃げ恥』であることを考えれば、1話あたり5000万円ほどのCM放映権料が見込めますから、ざっと5億円を失った計算です」(広告代理店関係者)

 売れっ子のはずの新垣だが、実は17年以降、ドラマ出演は4本で、映画にいたってはわずか2本というマイペースぶりだった。

「そもそも新垣は昔から何かあれば『仕事したくな〜い。やめたい、やめたい』と口にしていたほどです。そんな気質を理解して、所属事務所は彼女に18年半ばから20年前半にかけての長期休養も認めていた。このコロナ禍で業績が思うようにならなくなってきた事務所にとって、ようやく稼ぎ頭に活躍してもらおうという矢先での結婚→独立ですから、痛しかゆしでしょう」(スポーツ紙放送担当記者)

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