「これは経費で落ちません!」主演の多部未華子、私生活はどんぶり勘定だった

 ドラマ「これは経費で落ちません!」(NHK)で主演を務める、女優の多部未華子。経理部の中堅社員を演じる多部だが、私生活は意外にも“どんぶり勘定”のようだ。
 
 多部が扮するのは、石鹸メーカーの経理部で働くアラサー独身女子。「何事にもイーブンに生きる」をモットーに、領収書や請求書をチェックし、不正を暴いていく。とはいえ、むやみに正義を振りかざすのではなく、あくまでもイーブンに落とし込んでいくところが痛快で面白い。

 ドラマでは金額のチェックが仕事の多部だが、私生活ではどうなのか。8月15日配信の「週刊ザテレビジョン PLUS」が多部にインタビューし、意外な事実がわかった。同ドラマで多部が演じるお金に厳しい主人公の気持ちは分かるかと聞かれた多部は「スーパーで割引シールが貼ってあるものを手に取る気持ちは分かりますが、私はズボラな性格で(笑)。友達とご飯に行ったときなどは、きっちりと割り勘にするのではなく、少なめに払った人が次のカフェ代を多く出したり、何となくお互いが負担にならないように分けています。でも、経理という仕事では、これだとダメですよね。やっぱり私は経理には向いていない気がします」と答えた。

「うまくイーブンになればいいのですが、多部のようなテキトーな支払い方では、誰かが損をしている可能性があります。多部の友達がみんな同じようにズボラであればいいのですが、なかには金額を気にする人がいても不思議はありません。ドラマとは逆のような展開で、支払い金額の不平等に不満を抱えていなければいいのですが…」(女性誌ライター)

 お金にはズボラなようだが、7月12日、都内で開催された同ドラマの試写後の会見では、けっこう潔いところも見せた。

「会見で多部は『(主人公の)好きな言葉で『イーブン』というセリフが出てくるけど、まったく共感できないですね』と断言。また『貸したお金は返ってこないと思うタイプ』と、自身は鷹揚な性格だと自己分析していました。お金には細かくなく、ケチでもなく、豪快なようですね」(テレビ誌ライター)
 
 お金に関しては、役柄とは正反対のタイプのようだ。

(石田英明)

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