NHK大河は最後の花道!? 芦田愛菜「活動休止」で気になる“消えた天才子役”

 大ヒットしたドラマ「マルモのおきて」(フジテレビ系)から9年、天才子役として注目された芦田愛菜も今や立派な16歳。映画やテレビで芸能活動にいそしむかたわら、超名門校に進学したスーパー女子高生だ。

 ファンにとっては、今後も二足のわらじを履き続けてほしいところだが、10月27日発売の「週刊女性」が、気になるニュースを報じている。「“女医への夢”に向けた活動休止へのカウントダウン」と題し、今後、芸能活動をセーブする可能性に触れている。

「記事によると、芦田さんはエスカレータ式の大学に通っていて、内部進学で医学部を目指すそう。しかし、医学部に入るためには高校2年生からの定期テストで上位5人に入らなくてはならないため、現在、高校1年生の芦田さんは来年度から勉強に本腰を入れる必要があるとのこと。他大学の医学部を目指す道もありますが、いずれにしても現役で合格するには、芸能活動をお休みすることになりそうです。そう考えると、出演が決まったNHK大河ドラマ『麒麟がくる』を最後の花道にする可能性は十分に考えられますね」(芸能記者)

 現役の女医タレントはこれまで幾人もいたが、これが本格派女優となると話は別。医療ドラマに出演するにしても、「医師」の経験は大きなプラスとなりそうだ。だが、あの安達祐実(39)のように子役時代から変わらず活躍し続ける女優は稀有なケースかもしれない。

「幼少期から子役として活躍して、10代、20代と順調にステップアップできる芸能人は意外と少ないんです」

 ベテランの芸能マネージャーはこう前置きして、かつて「天才子役」として持て囃されながら、芸能界を去ったXについて語る。

「芸能界デビューは3歳の頃。そこからキャリアを積んで雑誌モデルやドラマで活躍して、とある映画の主題歌を歌ったところ大ヒット。国民的歌番組にも出場して、一気にブレイクしました。その愛くるしいルックスから、国民みんなに愛されるキャラクターとして、その後の活躍が期待されたものの、ある時期を境にぱったりと姿を見なくなりました。表向きは学業を優先したいとの理由でした。しかし実際は、ある仕事で未払いが起きたたことで、制作サイドと事務所の間でトラブルになったんです。そんな大人同士の金銭トラブルが本人の耳にも入ってしまったようで、『こんな怖い世界にはいられない』と、引退を決意したとか。引退後は普通に進学して、入学後しばらくは周囲から好奇の目にさらされたそうですが、もともと勉強はできる子だったので、今頃は大学生もしくは社会人として、穏やかに暮らしているのでは…」

 芸能界か、それとも別の道か…。厳しい選択を迫られるのは人気子役の宿命なのかもしれない。

(あまねかずこ)

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