「最高の教師」松岡茉優の人生訓が「生徒役」芦田愛菜の名言の1つ上を行っていた

 7月期ドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」(日本テレビ系)で主演を務める女優の松岡茉優。学業優先の生活から7年ぶりに民放連続ドラマに出演する女優の芦田愛菜が生徒役を演じることでも話題となった。

 芦田といえば、数々の名言を残していることでも有名だ。あまり知られていないが、松岡も心に刺さる言葉を放っていた。

 2019年6月配信の「WEBザテレビジョン」で、芦田が〝夢〟について語った言葉を紹介した。芦田は先生に教えてもらったとして、「夢は叶うのではなく、叶えるものです」という言葉が心に残っていることを明かした。

 一方、松岡は16年7月配信の「Deview」のインタビューで、夢は希望を持つこともできれば、叶わなかったときの絶望も怖いとしながらも「(夢は)たくさん持てば持つほど、仮に1つ叶わなくても、また別の夢が叶ったりするんです」と語った。

 また、人生に失敗はつきものだ。20年12月配信の「シネマトゥデイ」で、芦田は「お仕事でくじけそうになることはたくさんありますが、それは決して悪いことではないなと。そういう失敗や経験が『次に向かってがんばろう』というバネにもなるし力にもなる」と語った。

 松岡はどうか。17年12月配信の「otocoto」で、「自分がやりそうな失敗を先に考えておいて、その失敗を回避するために行動したほうが生きやすい」と明かした。

「夢については、〝叶えよう〟とする芦田に対して、松岡は〝叶わない〟ことも想定し、いくつも夢を持ち、1つ叶えばいいという考え方。芦田の考え方も立派ですが、松岡の考え方は少し気が楽になります。失敗については、芦田はバネにして次は頑張るというポジティブ・シンキング。一方、松岡は失敗を想定し、うまく避けようとしています。失敗はバネにもなりますが、その前に避けることを考える松岡はさすがだと感じました。こうして見ると、何事にもまっすぐで前向きな芦田に対し、松岡の言葉はその1つ上をいき、世の中の処世術を心得ているような気がします」(芸能記者)

 さすが、〝最高の教師〟だ。

(石田英明)

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