貧困女子を食い物にする“パパ活犯罪”最前線「“偽装振込”でハメ逃げも…」

 金銭的な援助を伴う交際に代わって、今やすっかり世に認知されるようになった「パパ活」。おもにお金に困った貧困女子が「パパ」と呼ぶ年上男性に何らかの見返りを求める交際である。お茶をするだけのこともあれば、場合によっては肉体関係に及ぶこともある。出会いのきっかけこそ、パパ活アプリをはじめとしたマッチングサービスが介在する場合がほとんどだが、基本的には1対1のつき合いとなる。

 そのパパ活の現場で“犯罪行為”が急増しているという。その中でも圧倒的に多いのが、金銭絡みの犯罪だという。アンダーグラウンドの出会い事情に詳しい40代女性ライターに話を聞いた。

「パパ活絡みの犯罪のやり口だと、“卑猥な営み”を盗み撮りして裏ルートで販売されたとか、収入の乏しい女子がオイシイ就職話で、仲介手数料を騙し取られたといった被害が多発しているようです。でも、圧倒的に数が多いのは、顔合わせの食事の最中に、トイレに立つ振りをして消えてしまう、いわゆる“食い逃げ”。その時点で顔合わせ代も払っていないので、女子側からすると交通費と食事代がそのまま“自己負担”となってしまいます。これが高級レストランだったりすると、かなりキツいですよね。帰って来ない男を待ち続けて、最後に一人で会計するのは精神的にもキツいと思います。会ってみて条件が合わなかったり、女子が気に入らなかったりした場合に、この食い逃げ戦法を繰り返している男もいるようです」

 ただ、大人のおつきあいに関して交渉が成立して、ホテルに入ったから安泰というわけではなさそうだ。

「次は、ハメ逃げです。幾つか手口があります。ギャラの受け渡し時にポチ袋を渡すのですが、口が密封されていて中が確認できず、後から開けると入っていない…とか。振込の場合、『地方銀行経由だから、タイムラグがあるんだ』などと言って、実際には入金されていなかったり…。振込手続き画面のスクショを証拠として見せる場合もありますが、ネットバンキングの中には受付中の振込をキャンセルできる銀行などもありますからね。後は古典的ですが、シャワーの間にバッグからお金を抜かれる被害もあります」

 どれも明らかに犯罪だが、警察に届けることはできないのだろうか。

「食い逃げは、そもそも店にとっては客同士の問題ですし、ホテル内の“パパ活代”に関しては、行為そのものが違法行為にあたるので、法的に請求することは難しいかもしれません。窃盗はいかなる場合も犯罪ですが、密室に2人きりですから立証が困難ですよね。とくに現金だと名前が書いているわけでもないので『落としたんじゃないの?』とシラを切られればそれまでかもしれません」

 バイト感覚でパパ活を始める女性は多いようだが、そこには多くの危険があることを男女ともに自覚すべきかもしれない。

(オフィスキング)