「巨人移籍」の密約がバレた!? 山田哲人の“孤立”とベンチ裏「怒声事件」

 資金力を誇る巨人がまたもや「欲しい欲しい病」を発病した。FAの大物を高額契約で口説き落とす光景はオフの風物詩だが、今季は早くも球界随一の「トリプルスリー男」に照準を定め、水面下で動きを開始しているという。

 監督通算勝利数で原辰徳監督(62)が「ミスター超え」を決め、勢いに乗る巨人では、「二代目若大将」を襲名した主砲・岡本和真(24)が「神様仏様岡本様」とあがめられる活躍で、チームを牽引している。

「ズバリ、イジリのおかげですよ」と明かすのは、スポーツ紙デスクだ。

「元木大介ヘッドコーチ(48)がドSな股割ストレッチで悶絶させれば、便乗した丸佳浩(31)もイタズラで“尻バット”を食らわせるなど、あれこれと気にかけている。岡本を盛り立てることでチーム全体が活気づいています」

 とはいえ、万事順調というわけではない。守護神のデラロサ(31)が左脇腹の肉離れで離脱し、代役として抜擢された澤村拓一(32)の問題が浮上している。

 7月12日のヤクルト戦では最終回を無失点で切り抜けるも、四死球を出す不安定な投球。指揮官のもくろみは大きく外れた。球団関係者がため息交じりに話す。

「150キロ台の威力十分なストレートを投げながら、制球力が悪すぎる。リリーフ登板するたびにランナーを出して守備のリズムを狂わせるので、野手陣はイライラを募らせています」

 さらに、澤村への不満はベンチ裏でも顕著で、

「そもそも17年の『鍼治療事件』でスタッフを責めたてた一件以降、チーム内に居場所がない。そのハケ口が若手に向いたのか、いきなりグーで腕を殴るなど、体育会系の行状を連発して困惑させている。オフに結婚した選手には『俺はすぐに離婚しちゃったな』と返しに困る絡み方も。ベンチ内では原監督に説教されたり、試合中に坂本勇人(31)にどなりつけられたり。チームは持て余し、かねてからトレードを画策していますが、成績に見合わない高年俸と素行がネックとなり、引き取り先が見つかりません」(球団関係者)

 問題児放出計画の一方で、巨人の得意技、金にモノを言わせる大物獲りが水面下で進行中だという。ターゲットは、トリプルスリー3度達成のヤクルトのスター、山田哲人(28)である。

「このままいけば、今季中にFA権を獲得します。二塁手はまさに巨人の補強ポイントに合致する。年俸が5億円にまで上がり、ヤクルトとしてもこのまま膨れ上がれば払いきれなくなるでしょう。複数年の提示を蹴って単年契約を結んだこと、幼少時から巨人ファンだったこともあり、巨人とは相思相愛。チーム内でも移籍の噂は広まっており、『どうせ出ていくんだろ』と『密約』の存在を疑われ、冷ややかな目を向けられています」(スポーツ紙デスク)

 来季、仲のいい坂本との豪華二遊間が形成されるのか。

スポーツ