「警戒アラート」発動日に野球観戦!神奈川・黒岩知事の“言い訳”に非難の声

 神奈川県内の新型コロナウイルス感染者の増加を受けて、「神奈川警戒アラート」を発動したのは7月17日のことだった。独自のアラートとして県民に警戒を呼びかけたその日、なんと黒岩祐治県知事(65)が横浜スタジアムの個室観覧席でDeNA対巨人戦を観戦していたことが報道で明らかになった。

 この日、横浜スタジアムでは今季初の有観客試合が行われており、知事は「スタジアムの感染防止対策を見に行った」と取材に答えている。「遊びに行ったわけではない、問題はない」「公務といえば公務」と仕事の一環で訪れた認識であることを示したが、県はプライベートでの観戦だったとしている。

 この矛盾はさておき、黒岩知事の釈明に不快感を示したのは野球ファンだった。「観戦対策徹底してるし球場に行くのは問題ないでしょ」「堂々とプライベートでの観戦と言ってほしかった。球場側も対策に努めながらお客さん集めてるんだから」と、まるで野球観戦が後ろめたいことだと言わんばかりの言い訳に残念がる声が多くあがった。「仕事だった」という言い訳はもはや逆効果なのだろう。

「4月に新型コロナウイルスの感染が発覚した俳優の石田純一さんは、緊急事態宣言下に自身が経営する飲食店を閉めるか判断するため、沖縄を訪れていたことが発覚し炎上騒ぎとなりました。メディアを通し、『多くの方にご迷惑とご心配をおかけしたことを反省している』と謝罪するも、『仕事だった』と説明した点について、言い訳がましいと世間からより非難される事態に。各方面に謝罪したものの、自身がMCを勤める冠番組『石田純一のサンデーゴルフ』(テレビ東京系)が打ち切りとなってしまうなど、そのダメージの大きさは計り知れません」(芸能ライター)

 言い訳がましい発言は、かえって世間からの余計な反感を買うようだ。ちなみに、黒岩知事が観戦した試合はDeNAの雨天コールド負けであった。

(浜野ふみ)

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