9月4日発売のアクションアドベンチャーゲーム「マーベル アベンジャーズ」の登場キャラクターをめぐって、ゲームファンとマーベルファンの間でちょっとした騒ぎが持ち上がっている。同ゲームはキャプテン・アメリカやアイアンマン、マイティ・ソーといった、おなじみのキャラクターがバトルを繰り広げるアクションアドベンチャーゲーム。これに「ホークアイ」ことクリント・バートンが登場しないようなのだ。
「ジェレミー・レナー演じるホークアイは単独の作品こそないものの、アベンジャーズの中でも人気のキャラクターです。しかも弓の達人でアクションゲームにぴったり。それなのに登場しないため、ファンが疑問視しているんです。中には宮迫博之さんのせいで登場しないのではないかという人もいます」(ゲームライター)
映画の日本語吹き替え版では、宮迫がホークアイの声優を担当。宮迫が闇営業で問題になった時はちょうど映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」が公開中だったが、声優を差し替えたりせず、そのまま上映を続けた。以降のマーベル作品にホークアイは登場しないため、声優をどうするのかは棚上げされたままになっている。
「宮迫さんを声優にすることができず、今さら変更もできないので、それならいっそホークアイを出さないことにしたのではないかと、ファンは想像力をたくましくしているんです。ありそうな説ですが、ゲームの声優は映画と異なっているので、宮迫さんが理由ではありません。ホークアイは単純に登場しないか、あるいは隠しキャラクターになっているのではないでしょうか」(前出・ゲームライター)
むしろ11月6日に公開される映画「ブラック・ウィドウ」のほうが問題ではないかとの指摘がある。これは「ブラック・ウィドウ」ことナターシャ・ロマノフを主人公にした作品。ナターシャとホークアイは親友であると同時に相棒でもある密接な関係だ。
「今のところブラック・ウィドウにホークアイが登場するとアナウンスされていませんが、2人の関係を考えると出ないはずがありません。ナターシャはホークアイに『借りがある』という設定になっていますが、なぜ借りができたのかはこれまで語られていない。今作で描かれるのではないでしょうか。ホークアイが登場するのであれば、声優をどうするのか、興味深いですね。ちなみにナターシャの声優は米倉涼子さんが担当してきましたが、今回も続投することが決まっています。さすがに宮迫さんがホークアイの吹き替えを担当するとは思えません。となると、米倉さんの“相手役”に注目が集まるところですね」(映画誌ライター)
ホークアイはニヒルでクールなキャラクター。宮迫博之を声優に起用することが決まった時は、「イメージが違いすぎる」と大ブーイングが起こった。今、担当者は宮迫を起用したことを後悔しているかもしれない。