ついに「番長」の執行猶予が満了した。清原和博氏はさっそく念願のテレビ出演を果たしたが、やはり球界への本格復帰への道は険しいようだ。そんな窮状を打破すべく、水面下では「ハリウッド進出」の仰天プランが動き出しているという。
清原氏のプライベートに関して、息子にバッティングを指導するために会い、前妻・亜希との復縁をほのめかす報道もあった。
「清原の生きがいが息子の成長であるのは間違いないようですが、前妻に復縁の意思はないでしょう。清原姓を名乗っているのも父を慕う息子たちのため。それ以上のことはないようです」(前妻の知人)
そんな四面楚歌の清原にも手を差し伸べる人物がいた。
「かねてからつきあいのあるスポンサー企業の社長ですよ。清原はその関連事務所に所属していたこともあり、ビジネスだけでなくプライベートでも親交の深い間柄。一時は疎遠になりましたが、逮捕後に住居や食費など生活費の面倒をみてきました。その資金回収を開始する執行猶予明けがいよいよ訪れたんです。そのプロジェクトに乗っているのは、やはり一度は清原を突き放した大手芸能事務所。スポンサー企業の援助があり、損失を被ることがないので、積極的に復帰シナリオを練っています」(球界関係者)
とはいえ、球界への復帰は現実的ではない。そこで策を講じ、ひそかに復帰への仰天プランが動き出しているというのだ。
「まずは大減量プロジェクトです。飲んでいる治療薬の影響もありますが、現役時代から増えた体重は130キロ~140キロを推移しているようです。立派すぎる太鼓腹のままではスターの面影は取り戻せません。薬物治療中の本人は『今はそれどころじゃない』と乗り気ではありませんが、息子たちのトレーニングにも関わっているパーソナル・トレーナーのケビン山崎氏の協力を得られる環境を生かさない手はありませんよ」(球界関係者)
だらしない腹が引っ込めば、復帰に向けて奮闘しているというアピールにもつながるだろう。そして全盛期の体を取り戻すことで、新たな道が開けてくる。
「肉体改造が目に見えて成功すれば、行きつく先は俳優デビューです。それもなんと、日本ではなくハリウッド。本人も憧れる、米プロレス団体・WWEのスーパースター、ドウェイン・ジョンソンのように、アスリートからハリウッド俳優への華麗なる転身を遂げるシナリオが検討されています。くしくも、清原をバックアップしている芸能事務所は、ハリウッド俳優を売り出した実績がある。ヤクザや半グレのようなアウトローな役どころで、日本の映画に出演させるプランもあるようです」(球界関係者)
日本に見切りをつければ、薬物や入れ墨に寛容なハリウッドの土地柄も追い風となる。また、野球とは違った新境地を開拓することで「第二のドウェイン(ザ・ロック)」として、日本球界をギャフンと言わせることもできるだろう。
「まずは、肉体改造と並行して、本人の造詣が深い格闘技番組や中継のナビゲーターとして登場させることを画策しているといいます」(球界関係者)
はたして、スーパースターとして日本に「逆輸入」されることが、球界との距離を縮める近道になるのだろうか。