「芸能界から淘汰される」黒沢年雄の「渡部批判」に指摘された“ズレ”とは?

 俳優の黒沢年雄が6月12日に自身の公式ブログ「クロちゃん」を更新し、不貞が報じられたお笑いコンビ・アンジャッシュの渡部建について「名前も知らなかった」と一蹴している。

 黒沢は「スキャンダル渡部」と題したエントリーの中で、多くの週刊誌やスポーツ紙などで大々的に報じられた渡部の不祥事に関し、「新聞の紙面に、大きく2面も、扱わられるタレントかね? 名前も知らなかった。我々回りの友人は、ほとんど彼の事を知らない。そこが、テレビ界やマスコミと、一般人とのズレであると思う」と言及。メディアによる報じ方が大袈裟すぎるのではと疑問を投げかけた。

 また、「それにしても彼は、今の芸能界を甘くみた。昔は“男はどうしようもないな~“で済んだが…現代は致命的である。何故なら…テレビ界もスポンサーも、CM界も、1番嫌がることだから」とも綴り、今の芸能界では渡部の不祥事は許されるものではないとも指摘している。

「後半に綴られた、“今の芸能界では致命的“だという黒沢の見解は理解できます。しかし、地上波のテレビ局で5つものレギュラー番組を抱え、フジテレビのFNS歌謡祭といった特番などでも司会進行を任されていた芸歴26年の渡部の知名度に関する言及はやや疑問です。黒沢は、周囲にも渡部を知っている人間がほぼいないと指摘しており、76歳という年齢もあるのでしょうが、世間と黒沢に“ズレ“があるとも考えられます。ネットでも『逆に今の若い世代は黒沢年雄さんを知らない人が多い』『黒沢さんの周囲の人の方が少数派』『一芸能人の認知度を自分の尺度で測るのはいささか疑問符です』『黒沢さんよりは知名度も勝ってると思う』とのツッコミが殺到。新聞で2面を飾るほどの大物ではないという意味なのかもしれませんが、渡部の妻は女優の佐々木希だという点も加味して考慮する必要がありますね」(テレビ誌ライター)

 最後には「芸能界から淘汰されると思う。クワバラ〜クワバラ」とまで、黒沢から断定口調で糾弾されてしまった渡部。この言葉が現実とならぬよう、今は頭を冷やし、家庭内での穏便な話し合いを続けてもらいたいところだ。

(木村慎吾)

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