ナイナイじゃないけれど、最近は粗相をした芸人の相方が“公開説教”するのがパターン化しつつある? 六本木ヒルズの多目的トイレでの“お手軽不貞”で、イメージが地の底まで落ちたアンジャッシュ渡部建。渡部には妻の佐々木希以上に付き合いの長い相棒、本業のパートナー児嶋一哉がいるのはご存じのとおり。不貞発覚直後、SNSでも飛び交ったのは、佐々木と同じくらい児嶋を心配する声。わざと「大島さん」と書き込み、別の人が「児嶋だよ!」とコンビのやり取りをして和ませる光景がそこかしこで見られた。
その児嶋が、渡部がナビゲーターを務める「GOLD RUSH」(J-WAVE)に代役出演。ここで口をついて出たコメントが一斉に同情の声を集めたのだとか。
「児嶋さんは、この日の代役出演について『相方の渡部が不貞しましてね。もうねぇ、笑えない、タチが悪い、気分が悪い、気持ち悪い不貞しまして』『ほんとに大バカです』と涙声で語りました。本当に弁解の余地がないことを児嶋さんもわかっていてか、あえて厳しい言い方をしたという気がします。でも、渡部さんについては『仕事は頑張ってます』『僕より全然売れてて』と語り、『僕のほうが立場が弱かった。僕の弱い部分。あいつを甘やかした』と涙声になると、児嶋さんに同情しつつも、逆に渡部さんに対する怒りにも似たリスナーの感情がエスカレート。次々とSNSに投稿されたようなんです」(エンタメ誌ライター)
というのも、驚いたことに児嶋は渡部の不貞騒動を事前に知らされていなかったどころか「ネットで知った」とか。これには衝撃を受けた人が多く、SNS上でも「相方に連絡しない時点でお里が知れる」「奥さんには事前に謝罪して、児嶋さんには何も知らせなかったなんてちょっと信じられない」「結婚した時も教えなかったらしいし、自分のほうがスゴいと完全に相方を見下してたんですね」「こんないい相方を泣かせるなんて最低だな」「気持ち悪いという言葉にすべてが集約されてる」と、露呈してしまったコンビのパワーバランスの悪さを指摘する声と、「渡部さんの仕事を全部奪い取ってください」「児嶋さんだけはこれからも応援します」と、渡部抜きで頑張ってほしいというエールがあふれたとか。
出演したラジオ番組は六本木ヒルズ内にあるスタジオで収録するというブラックジョークのような展開。収録に向かう児嶋がどんな気持ちだったのか…、いろんな意味で渡部が「タチが悪かった」のは真実かも。
(塚田ちひろ)