5月24日、「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングが、新型コロナウイルス対策として今夏に通気性や速乾性に優れた機能性肌着「エアリズム」の素材を使った蒸れにくい布製マスクを販売すると、NHKなどのメディアが報じた。この「エアリズムマスク」に、早くも「バカ売れする」と予測する声が上がっている。
「同社の柳井正社長兼会長は4月の決算説明会で『服を作ることが本業』とマスクの製造・販売には否定的な考えを示していましたが、顧客から『ユニクロでマスクを作ってほしい』という強い要望を受けて方針を変換したといいます」(社会部記者)
ユニクロのエアリズムマスクについてネット上では、《今、市中に出回ってるのは中国製の不良品マスクばかりだから助かる》《夏場のマスクは息苦しそうだからね。エアリズムマスクは売れるだろうな》《通気性が良くてなおかつ飛沫を防げるものでお願いしますよ》《即完売して転売ヤーが続出しないように、たくさん作ってほしい》など期待の声が高まっている。
「国内の新型コロナの感染はだいぶ落ち着いてきましたが、この夏もマスクが欠かせない状況なことは間違いありません。しかし、暑い夏に付けても不快にならない夏用マスクの開発は進んでおらず、エアリズムマスクが発売されれば間違いなく売れるでしょうね。実は気温が高くなってきた5月頃から、SNS上ではエアリズムの肌着を使ったマスクを自作して投稿する人も多くいたので、すでに需要はかなり高まっているのです」(経済ジャーナリスト)
実は発売のニュースが報じられる前から巷にあふれていた自作の“エアリズムマスク”。今年の夏は既製品の品切れ状態が続くかも!?
(小林洋三)