2017年4月に違法薬物を所持していた疑いで懲役1年、執行猶予3年の判決を受けた元女優の高樹沙耶さん(本名・益戸育江=56)が、5月13日をもって執行猶予期間満了となった。高樹さんは同日に更新したツイッターで「今日で執行猶予が開ける」(原文ママ)と報告。
さらに、「拘置所の畳3枚の部屋」で、トランプの当選とカリフォルニアの“ハッパ”関連のニュースに触れたとして、「希望を抱いたのは3年前。いまだに日本は逮捕を続ける」と海外と日本のスタンスの違いに言及し、「国家のハラスメントにいつまで付き合わされるのだろう。真実の元もう一度検討し直して欲しい」とし、「#〇〇取締法の撤廃を求む」とハッシュタグを記した。
その国内では違法薬物に相当する“ハッパ”に対する思いは執行猶予期間を経ても変わりないようだが、高樹さんを知る芸能関係者は「彼女が以前に絶賛していたあの“習慣”に対する考え方もやはり変わっていないのだろうか?」と思いをはせ、こう続ける。
「高樹さんは本名の益戸育江として活動していた頃、“エコロジスト”として全国各地を飛び回っていました。その時にアツく語っていたのが『大便を水洗トイレで流すと、いかに環境破壊に繋がるか』ということです。大便は下水を通って処理施設に流れ、そこで焼却処理する際に莫大な燃料費がかかるとともにCO2の排出にもつながると独特すぎる持論を展開していました」
高樹さんが沖縄県石垣島で運営している宿泊施設にはトイレはあるものの、下水道は通っていないそうだ。また、その宿泊施設を訪れたライターの記事によれば、シャンプーや洗剤などは、周囲への環境を配慮して使用禁止となっている模様。前出の芸能関係者は次のように明かした。
「益戸さんが推奨していたのが、“野グソ習慣”なんです。じつは関東某所に、この習慣を何十年と続けているその道のプロがいるんです。その方はきちんと法にのっとった形で、庭や山で排便し、土に還すエコロジスト精神の持ち主。当然、トイレットペーパーは使わず、事後は葉っぱで処理します。益戸さんはその方のお名前を挙げて、尊敬の念すら表していました。このトークは記録映像にも残されています。本人が実践していたかどうかは不明ですが、たとえ石垣島の大自然の中で、人の目が気にならないとはいえ、排便行為の真っ最中を“フライデー”されたら再び彼女の脱法行為がクローズアップされてしまうかもしれませんね」(前出・芸能関係者)
執行猶予期間が満了しても、なお「天然薬物の解禁」を訴える高樹さん。この“クサいハッパ習慣”も含めて、「相棒」(テレビ朝日系)に出演していた頃から応援してきたファンとしては、「お願いだから大人しくしていて」というのが本音かもしれない。
(竹下光)