2021年8月、脳出血を起こして緊急搬送された医師でタレントの西川史子。同年12月16日更新のインスタグラムで退院したことを報告し、「私の容態ですが、左半身の麻痺はまだ完全によくなってはいません」とのことだったが、「リハビリによって身の回りのことは自分でできるようになりました」と希望を感じさせたのだが……。
退院後、愛犬や友人たちとの会食風景などをインスタグラムにたびたびアップしていたが、23年5月31日の更新以降、投稿は途絶えたままだった。近況は不明だったが、11月30日配信の「NEWSポストセブン」が、西川が再び脳出血を起こして入院していることを報じた。記事によると、西川は同年6月に自宅で倒れているところを関係者が発見して病院に搬送。今もリハビリ専門病院に入院しており、痩せてしまったというが、食欲もあり元気だというのが救いだ。
再び病魔に襲われた西川に意外な人物がエールを送った。元女優で政治活動家の高樹沙耶だ。
高樹といえば、医療用大麻の合法化を長年にわたって主張してきたが、16年10月に大麻取締法違反(所持)で逮捕。17年4月に懲役1年、執行猶予3年の有罪判決を受けた。16年10月放送の「サンデー・ジャポン」(TBS系)に出演した西川は、高樹が効用を説く医療用大麻について「医療用大麻なんてありませんからね。大麻は大麻、同じものですよ」と断じたのだ。また、西川は芸能活動を開始する前の20代の頃、高樹と同じピアノ教室に通っていたことを告白。「ごはんも一緒に食べて、芸能界の話も聞き、本当に聡明できれいな方だった。今回のことは信じられない」と胸の内を明かしていた。
かつて西川と親交があったと思われる高樹は12月2日、Xを更新。「彼女が脳梗塞(原文ママ。その後、脳出血との指摘を受けたとポスト)という記事を見かけたのでググってみたら、古い記事を見つけた」と綴り、西川が「サンデー・ジャポン」で発言した内容がスポーツ紙に掲載された記事を添付。続けて「ピアノ教室には行ってない。仲良しでもなかった。医療大麻はあったよね、結局。嘘はよくないね。でもお体お大事に」とポスト。翌3日には「私の知り合いが脳梗塞で手術をし、言語障害に苦しんでいましたが大麻で乗り越え2~3カ月で普通に話せるようになる様子を見て凄さを感じました」「彼女(西川)にも是非そのチャンスがあればいいと思います」とエールを送った。
「同じピアノ教室に通っていた事実があったか、真偽のほどはわかりませんが、医療用大麻を否定されたことを高樹は今も面白く思っていないようです。医療用大麻は糖尿病やうつ病、自己免疫疾患など、さまざまな病気に効用があるといわれますが、日本では栽培や所持などは禁止されています。脳出血の後遺症の半身マヒに効果を示すかわかりませんが、医療用大麻で西川の体調がよくなることを高樹も心の底から願っているようです」(週刊誌記者)
何はともあれ、西川の健康状態がよくなることを祈りたい。
(石田英明)