猛暑が続く今年の夏。こんな季節は南の島でのんびりと過ごしたいものだが、この理想的な生活を手に入れたのがタレントのIMALU。5日、自身のインスタグラムで東京と奄美大島での二拠点生活を始めたことを明かし、愛犬と海で泳ぐ姿をアップした。
最近でこそ企業のリモートワーク導入で一般人でもできるようになった二拠点生活だが、それでも実現できるのはごく一部の人たちだけ。そんな中、彼女のような有名人の中には、都会を離れて離島暮らしをしている者も少なくないのだ。
同じ奄美大島には元米米CLUBメンバーで俳優・振付師の竹下宏太郎が19年前から住んでおり、現在はカフェバーを経営。奄美には、移住ではないが地元出身の歌手の中孝介や元ちとせが今も島で暮らしている。
また、沖縄の石垣島には女優の大空真弓や吉本多香美、すでに引退しているが益戸育江(高樹沙耶)らの移住者も。同じ八重山諸島でNHK朝ドラ「ちゅらさん」の舞台で知られる小浜島には地元出身のDA PUMPの初期メンバー、SHINOBUが06年の引退後にUターン。その後、実家の民宿を継いでいる。
さらに宮古島(沖縄県)では00年代半ばにブレイクした元芸人のまいけるが三線奏者として活動し、84年ロス五輪の体操金メダリストでタレントの森末慎二も移住した。また、芸能活動休止中の嵐のリーダー・大野智も場所こそ伏せられているが3日に配信された「女性自身」によると、現在は「南の島」と東京の二拠点生活でイタリア料理店の開業を進めていることが報じられている。
「近年、離島暮らしを選ぶ芸能人が増えていますが、そのほとんどは東京との直行便がある島。本業との兼ね合いなどもあり、アクセスしやすい島が良いのでしょう。有名人の『島選び』にはそんな事情もあるようです」(移住情報サイト運営者)
離島に移住、あるいは都会との二拠点生活…。「先立つもの」がなくても、まずは思い描くだけで楽しそうだ。