直撃記者が明かす石田純一の“濃厚すぎる取材対応”「深夜の待ち伏せにも…」

 4月15日に俳優・石田純一が新型コロナに感染していたことが明らかになった。所属事務所によると、4月10日に仕事で沖縄に行ったところ、その翌日に体調不良を訴え、都内の自宅に戻っても倦怠感が治まらなかったため、14日に病院で受診。肺炎の傾向が見られたため、PCR検査を受けた結果、新型コロナの陽性反応が出たという。

「石田には妻・東尾理子と3人の子供がいます。いわば“濃厚接触者”にあたりますが、事務所の発表では、東尾はずっと家にいて、3人の子供たちと元気に暮らしているそうです。3月に出席したイベントでは、除菌スプレーを持ち歩いていたことを明かしています。さらに、街でファンから声をかけられたら握手を断れない自分の性格に触れて、家に戻ったら必ずアルコール消毒していたと話していました」(芸能ライター)

 新型コロナに感染した有名人のなかにはネット上で激しいバッシングにさらされた者もいたが、きちんとコロナ対策をPRしていたためか、石田純一の「感染報道」への反応はどちらかといえば同情的だ。

 4月16日に放送された「とくダネ」(フジテレビ系)では司会の小倉智昭が、

「今回のコロナ対策も十分にやってたんじゃないかな、とは思うんですが、どこからもらってしまったのか、今彼は一生懸命考えてるんだろうと思います」

 こう言って石田の体調を気遣えば、「ひるおび!」(TBS系)メインMCの恵俊彰は、石田が緊急事態宣言発令後に沖縄へ渡航していた事実についても触れたうえで、

「被害者なのに責められるようなことがあっちゃいけない」と擁護の姿勢を見せた。

 こうした「石田擁護」の声が広まっている一因に、石田の人柄をあげるのは、ベテランの週刊誌記者だ。これまで幾度か石田に直撃取材をした経験があるという。

「2016年には都知事選に出馬すると言って、すぐに撤回するなど“お騒がせ”な面がある石田さんですが、記者への対応は腰が低く、とても丁寧なことで知られています。石田さんがある騒動を起こした時に、都内の自宅前で待ち伏せしていると、深夜11時くらいにタクシーに乗ってほろ酔いで帰ってきたんです。他の芸能人なら、『取材はかんべん』と自宅に引きこもってしまうところ、石田さんは『寒くなかったですか? 大丈夫?』と気遣ってくれたばかりか、玄関前で10分ほど話をしてくれたことがありました。それもかなり顔を近づけて、わかりやすく親切丁寧に説明してくれるんです。今だったら完全に“濃厚接触”と捉えられかねません。こういう“神対応”を受けた記者は他にももっといると思いますよ。石田さんの人柄をわかりやすく説明すると、他の芸能人と話すのも、記者の直撃取材を受けるのもまったく態度が変わらない。相手が誰であれ、わけへだてなくつきあう優しすぎる性格が、今回のコロナ感染を引き起こしたのだとしたら、なんともやりきれない思いです」

 石田純一のコロナ感染は、改めてソーシャルディスタンスの大切さを見直す機会となった。芸能人仲間だけでなく、石田の温かみに触れた多くの週刊誌記者が石田の快復を願っている。

(倉田はじめ)

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