お笑いコンビ「ザ・マミィ」の酒井貴士が、2月8日に放送された「水曜日のダウンタウン」（TBS系）に出演。ホラーな私生活の一部を明かし、視聴者をザワつかせている。
酒井は毎年恒例の「ドッキリにかけられた芸能人ランキング」において昨年、2位だったコロコロチキチキペッパーズ・ナダルの16回に大差を付ける21回で1位に輝いた。
「チャンピオンには毎年予告ドッキリが仕掛けられています。1週間で7個のドッキリを仕掛けられることを前もって分かった上で、すべて気づいたのか後で答え合わせをするわけですが、酒井さんが正解したのはたったの2つ。他の5件はスタッフが仕掛けたドッキリではなく、酒井さんが勝手にドッキリと思い込んだ現象だったのですが、その中に怖すぎるケースが含まれていたため視聴者を驚愕させたのです」（テレビ誌ライター）
酒井に仕掛けられた7つのドッキリとは、①1月なのに鹿児島でセミが鳴いている、②ドアノブが静電気とは思えないレベルでビリッとくる、③かつて人気だった芸能人の自宅がめちゃくちゃ小ぶり、④Zoomの背景が合成と見せかけてガチの絶景、⑤何か言うたびに取材相手が死ぬほど笑う、⑥ナレーション原稿の文章量が明らかに尺に収まらない、⑦温泉にいる老人の乳首が人じゃない色をしているの7件。
酒井は「気を張っていたので全部見抜けたと思います」と自信ありげな様子だったが、正解は⑤と⑥だけだった。では、酒井がドッキリだと勘違いした他の5つの出来事とは何だったのか。
「酒井さんがドッキリだと思い込んだのは、〈再現ドラマで演じた役が『エビ養殖をしている結婚詐欺師』こんな設定ありえない〉〈近所のラーメン屋の主人が、客が自分1人しかいないのにメチャクチャ忙しそうにしている〉〈朝方6時に自室のインターホンが鳴り、階下の住人から『昨日女とケンカしてただろ』と身に覚えのない騒音クレームを2日続けて入れられた〉〈コインランドリーに洗濯に行き、洗濯機を開けたら知らないオジサンの服が入っていた〉〈マンションのポストの下に人糞が落ちていた〉と、仕事に関連する1件以外は自宅周辺で起きた奇怪な出来事だったのです。中でもマンションの住人からクレーム入れられた件は恐ろしすぎます」（前出・テレビ誌ライター）
酒井によると、クレームの前日は家に戻らなかったそうだが、それでは下の住人が聞いた、女性とのケンカの声の主は誰だったのか。ネットには「酒井の前に住んでいた女の幽霊では？」「酒井の部屋に何か憑いているのかもしれない」「誰かが留守中に部屋に侵入した？」「ガチで引っ越した方がいいかもね」といった声が集まっている。
なお、酒井が正解できなかった「かつて人気だった芸能人の自宅がめちゃくちゃ小ぶり」に登場したのは俳優の石田純一。石田が家族と一緒に激狭な物件に住んでいるという設定だったが、訪れた酒井はドッキリとは気づかなかった。
「石田さんはコロナ禍の騒動でレギュラー番組を失い、かつて住んでいた3億円とも言われる豪邸を売却したと報じられています。そのため家族5人で単身用の狭い物件に住まわざるをえないと酒井さんは思い込んでしまったのかもれません」（芸能記者）
石田の物件がドッキリと知らされた酒井は安堵の表情を見せ、「石田さん、ちゃんと生活できてるんですね…よかったぁ」とつぶやき笑いを誘ったが、ドッキリではなくガチと思われてしまった石田の立場を思うと、笑うに笑えないヒトコマとなった。
（石見剣）
