17日に開幕する、テニスのグランドスラム「全豪オープン」出場を巡り国際問題にまで発展している、現在同オープンを3連覇中の“絶対王者”ノバク・ジョコビッチの入国トラブル。問題はワクチンの接種拒否だけにとどまらず、昨年12月17日にコロナ陽性判定が出た際にとった行動、そして豪州入国時の虚偽申告など、次々に疑惑が噴出。オーストラリアではビザ取り消しまで議論されるなど、予断を許さない状況だ。
そんな中、13日に放送されたお昼のワイドショー「バイキングMORE」(フジテレビ系)では、このジョコビッチ問題を番組冒頭で取り上げた。ファンに支持される絶対王者の人柄に配慮しながらも、今回ジョコビッチの取った一連の行動には痛烈な批判が浴びせられた。
「ワクチンを打つ打たないはもちろん個人の自由ですが、あまりのモラルのなさに、イメージダウンは避けられないと強調されていましたね。というのも彼は、昨年12月にコロナ感染した翌日に、ノーマスクで子供も参加するイベントに出席したり、陽性であることを隠して仏新聞のインタビューを受けていたことが発覚。さらに、豪州入国前の渡航歴をスペインに滞在していたにも関わらず、移動なしと虚偽申請していた疑惑も判明。…‥などなどが次々に明るみになり、番組出演者も怒りを超えて呆れ顔でしたね」(エンタメ誌ライター)
番組コメンテーターを務めるココリコの遠藤章造は「確かに彼は凄い人だけど、偉いと勘違いしている」、フットボールアワーの岩尾望も「ジョコビッチやしイケるやろ、と感覚が麻痺してたのかな」などと分析。
「岩尾さんはジョコビッチの試合を見たことがなかったそうで、なので先入観もイメージもなかったのでしょう。ジョコビッチを石田純一さんに重ねるような発言をして、笑いを誘っていました。コロナに感染し、その後の自由奔放な行動で世間の非難を浴びた石田さんとキャラが被るというわけですね。この岩尾さんの指摘には『たしかに』『同じだわw』『そう考えるとジョコも干されて当然』と、妙に合点がいったというコメントが見受けられました」(同)
ノバク・ジョコビッチはテニス界の石田純一。う〜ん、確かに分かりやすい例えかも。
(飯野さつき)