木村拓哉「BG」、撮影で苦悩する“新型コロナのない世界”を描く難しさ

 4月16日から木村拓哉主演ドラマ「BG〜身辺警護人〜」(テレビ朝日系)がスタートする。現在、新型コロナウイルスの感染拡大により、現場は戦々恐々の状態だという。

「3月27日の『日刊ゲンダイDIGITAL』によると、万が一にでも主演の木村が新型コロナに感染するようなことがあれば、大変な事態になるとのこと。キー局のプライム帯ドラマは1話あたりの制作費が2000万円ほどのようですが、木村ドラマの場合、2倍以上かかっていてもおかしくないそうで、現場はかなりの厳戒態勢が敷かれているそう」(テレビ誌記者)

 また、3月17日発売の「週刊女性」では、エキストラを大量に集めた「BG」撮影現場の様子を掲載。本番では、エキストラもマスクの着用が許されないという。

「記事によれば『BG』は、3月上旬に約50人のエキストラを集めてロケを行ったそう。その際、待機時はエキストラにマスクの着用が義務付けられていたものの、撮影が始まると取らねばならず、何度も着脱が繰り返されたのだとか。また別日には、300人規模のエキストラ撮影があり、スタッフが『このドラマの世界では、コロナウイルスは存在しないことになっています!』と言って、その時も、マスクなしで本番が撮影されたとのこと。『BG』は、主人公がボディガードという設定で、VIPを護衛するシーンも多く、大量のエキストラが必要なシーンも多い。そのため、他のドラマよりもウイルス感染拡大のリスクが高いといえるでしょう」(前出・テレビ誌記者)

 現在、ドラマファンの間では、最終回まで無事に撮影を終えられるかどうか心配する声が多く飛び交っている。このまま何事もなく撮影が終了することを祈るばかりだ。

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