ともに同じ時代にグラドルとして頂点を極め、結婚・出産と一人の女性としての人生を謳歌しながらタレント活動を続けているという共通点もある、同事務所に所属する2人。しかしここへきて歩む道が大きく変わってきた。
現在、独立をめぐって事務所と係争中であることが明らかになった安田美沙子と、同じ事務所の同僚でありライバルである熊田曜子のことである。
「昨年秋、安田が退社の意向を事務所に告げ、話し合いが持たれていた中、いきなり安田が訴訟に踏み切った。これに不信感をもった事務所が反訴して泥沼状態となっているという。最近、テレビにはあまり出ていなかったものの、ママタレントとしてSNSでの広告収入でそこそこの実入りがあったようですが、それも、これまでの事務所のマネジメント、協力あってのもの。もちろん安田にも言い分はあったに違いありませんが、揉め事は大きくイメージを損ねます。問題が長期化するうちに、安田の商品価値が下がってしまわないことを祈るばかりです」(芸能記者)
片や、熊田曜子である。3月25日、ネットニュースに熊田の名前があった。
「医療用ウィッグのための髪を提供するために、バッサリと40センチも切ってショートヘアになったというニュースでした。20年ぶりのショートヘアだそうですが、自分の髪が人の役に立つ喜びと、身軽になったことから爽やかな笑顔をカメラに向けていましたね」(前出・芸能記者)
熊田は、安田の退社、事務所とのトラブルについて、3月10日に開設した自身のYouTubeチャンネルで、「本当に考えて出した答えなので応援します」と言及している。
「気づけば3児の母となった熊田ですが、今もタレント活動に意欲的だし、YouTubeまで始めている。事務所とのコミュニケーションをしっかりとりながら、やりたいことがやれているように見えます」(前出・芸能記者)
明暗がクッキリといったところだ。
(露口正義)