「翔んで埼玉」が転機?フジテレビ“ヒットメーカー流出危機”で大ピンチ!

 1月期に放送されたテレビドラマが、続々と最終回を迎えている。その中でもフジテレビのドラマは、特に視聴率が苦戦していたという。

「今期のフジは、月9ドラマ『絶対零度』が初回2ケタ視聴率でスタートし好調だったものの、最終回は9.7%でフィニッシュ。全話平均も2ケタにはあと一歩届きませんでした。また、火曜ドラマ『10の秘密』、木曜ドラマ『アライブ』も、一時5%台まで視聴率を下げ、全話平均も1ケタで終了と厳しい状況となっています」(テレビ誌記者)

 フジは4月から、織田裕二が敏腕弁護士を演じた「SUITS/スーツ2」、玉木宏と高橋一生が出演する「竜の道 二つの顔の復讐者」、石原さとみ主演の医療ドラマ「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」を放送する。しかし、そんなドラマを支える優秀なスタッフが今、流出の危機にあるという。

「3月18日の『日刊ゲンダイDIGITAL』が、映画『翔んで埼玉』で日本アカデミー賞監督賞を受賞した武内英樹氏のフジテレビ退社説を報じています。関係者によると、フジは優秀な人材ほど辞めていくそうで、武内氏も以前から『最優秀監督賞を獲ったら会社辞めるよ』と言っていたのだとか。それが実現した今、独立する可能性が高いようです。彼はこれまで、映画『テルマエロマエ』、ドラマ『のだめカンタービレ』、『電車男』など、ヒット作を多数送り出してきたため、もし退社となれば、フジのドラマ制作力はさらに落ちることになるでしょう」(前出・テレビ誌記者)

 近年、Netflixなどの配信業界が、優秀なスタッフをテレビ局から引き抜いていると噂される。武内監督も今後、新たな業界に飛び出していくこととなるかもしれない。

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