ハライチは“DVコンビ”?澤部が相方の“暴力癖“告白の衝撃

 お笑いコンビ・ハライチの澤部佑が3月17日放送の「ロンドンハーツ」(テレビ朝日系)に出演し、相方の岩井勇気からDV被害に遭っていた過去を明かした。

 番組では、「相手が誰かを伝えずに芸人2人を密室で飲ませたらどうなるのか」との検証が実施され、先輩芸人のアンタッチャブル・ザキヤマと個室でサシ飲みをすることになった澤部。コンビ間の仲についての話題へ及ぶと、ハライチにも過去に解散一歩手前の危機があったと回想し、「相方がネタ書いてるんですけど、『違うでしょ』と強めに言ったことがあって。『これだったら俺、できないな!』ぐらい。俺も尖ってたんですかね、『面白くないんじゃない?』ぐらいイキってた時があって」と相方が考案したネタにイチャモンを付けていたという。

 続けて、「そしたらいきなりぶん殴られて。俺も感情的になっちゃって…泣きながら『解散しようか…』って」と岩井から暴力を振るわれたことで解散を提案したものの、相方からは「それはやめよう。それは違う」と冷静に制され、コンビ解消は回避。他にもM-1グランプリの決勝当日になってネタを渡され、細かく注文を出してくる岩井に対して「じゃあもっと早くネタをくれよ!」と一喝したところ、逆に携帯電話の角の部分で殴られてしまう憂き目に。これを聞いたザキヤマからは「DVじゃん!」と突っ込まれ、澤部自身も笑いながら「DVコンビです」と自虐した。

「ハライチはデビュー当初、高いレベルでネタを考案する能力に長けていた岩井の才能にあまりスポットライトが当たらず、徐々に澤部単独でのテレビ出演も増えていた為、その評価のズレからケンカに発展してしまう機会は多かったでしょう。

また、今回岩井の過激なDV癖が明かされましたが、この理不尽な岩井の横暴ぶりが澤部の芸人としての柔軟性や瞬発力、さらには大舞台での器用なレスポンスに繋がったとしてファンからはポジティブな評価すら受けており、『岩井が澤部にDVとか 笑』『岩井さんがクズじゃないのはハライチのラジオを聞けばわかる』『岩井さんのDVキャラとか推せる』『ハライチの関係性は尊い』と2人の“DVな関係性“を支持する声まで出ています。本当に仲の悪いコンビであれば、それをテレビで冗談にすることは困難なはずですから、ファンも安心して澤部の愚痴を聞くことができるのかもしれません」(テレビ誌ライター)

 殴り殴られの関係でありながら、解散を持ちかけられると即座に拒否をした岩井。やはりハライチはこの2人でなければならないと確信した上での“愛のムチ“だったということだろうか?

(木村慎吾)

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