愛妻家・志らくが「ボビーDV事件」で視聴者を落胆させた“最低発言”の真意

 落語家の立川志らくが5月18日放送の「グッとラック!」(TBS系)において、妻へ暴行をはたらいた疑いで現行犯逮捕されたタレントのボビー・オロゴン容疑者に苦言を呈した。ボビーは16日、さいたま市浦和区の自宅で妻の顔面を指先で叩いた疑いがあるとして、駆けつけた警察官によって逮捕された。すでにボビーは釈放されているが、逮捕の翌日には妻が記者らに「長年、主人から様々なドメスティックバイオレンスを受けてきた」と告白したこともあり、大きな反響を集めていた。

 志らくはこのニュースについて、「久々にコロナ以外の話題が何なんですかいったい…」と呆れながら、「(ボビーが)容疑を否認してるから本当のことはわからない」「奥様がおっしゃったことが事実なのか事実じゃないのかもわからない」と、現状ではまだ全てが明らかになったわけではないとコメントした。

 しかし、「ひとつ言えるのは、自分の女房にこんなことを言わせる男は最低ですね。その一言です」と話すと、「長年にわたって奥さんはそう思っていたわけだから、何もなかったら、そんなことはあるわけない。子供が3人いるのに、それなのに警察を呼ぶというのは並大抵のことではない」と、家庭からの110番通報が、余程のトラブルがあったことを意味するとも語っている。

「志らくといえば、3月に“ファンキー女将“との異名も持つ妻が志らくの弟子と不貞関係にあったと報じられるも、その後すぐに同番組で離婚の可能性が『1億%ない』と否定。不貞の被害者でありながらも妻を徹底的に守り抜きました。それどころか、『私のかけがえのない妻』『この程度のことで絆が切れる事はない』とも語り、愛妻家としての顔も見せています。しかし、その騒動以降、志らくは『夫婦の問題は夫婦にしかわからない』との考え方を強め、芸能界の他の家庭問題については番組内でも深く言及することを避けてきました。そうした中での今回のボビーへの糾弾とあって、ネットでは志らくのコメントに対し、『一番人のこと言えない』『人のことを言ってる場合じゃないだろ。自分のことを棚に上げても説得力なし』『志らく氏はあの不貞騒動以来、全ての発言に説得力がないと感じる』との反発が続出。中には『志らくさんの奥さんも相当ヤンチャだから、たまには一喝したらどうかと思う』といった指摘もありました。自らの家庭も掌握できていなかった志らくが、他の家庭内トラブルに口を出すのはおかしい、というのが世間の印象のようです」(テレビ誌ライター)

 妻と弟子による裏切りの不貞という“特大パンチ“を喰らい、同時にコメンテーターとしての説得力にすらも疑問の声が一部から出てしまった志らく。やはり、他所の家庭問題には徹底してノーコメントの姿勢を貫くしか策はないのだろうか…?

(木村慎吾)

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