今年5月、妻に対する暴行の罪で逮捕されたタレントのボビー・オロゴン(47)。12月3日にさいたま地裁で行われた初公判では起訴事実を認めたが、在京キー局ディレクターは「ヘンな日本語を話す、おもしろ外国人キャラをウリにしていただけにDVによる逮捕は、タレントとして死刑宣告を受けたに等しい」と指摘する。
だが、その一方で「タレントとしての仕事がなくなっても大きな痛手ではない」との声も。一体、どういうことなのだろうか?
「ボビーは芸能界屈指の投資家なんです。千葉の房総半島やオーストラリアなど国内外に複数の別荘を持ち、さいたま市内にある自宅も豪邸というほどではないにせよ1億5000万円以上の価値がある。ほかにも投資用に億ションを購入したという話もあり、数十億円の資産があるとも言われています」
華麗なる投資家としての素顔を明かすのはマネー誌の編集者。その運用実績は業界でも以前から有名だったという。
「資産運用をしている芸能人は多いですが、実際には人任せという方も少なくありません。しかし、彼はあくまで自分の判断で行い、見た目のイメージに反して投資手法は堅実。先物のようなリスクの高い金融商品には手を出さず、分散投資を基本としています」
ナイジェリア出身のボビーは、父親が貿易商という貧困とは無縁のエリート階級の出身。同国屈指の名門、国立ナイジェリア大学で経済学を専攻しており、卒業後は父親の事業を手伝っている。日本に来日したのも最初は商品の買い付けのためだったという。
「タレントとしての収入も少なくなかったと思いますが、投資の運用益のほうが多かったともっぱらの噂です。海外のマーケット情報や経済動向にも精通しており、テレビの仕事がなくなって、むしろ投資に専念できるようになったはず。落ちぶれるどころか資産をさらに増やしている可能性もあるでしょうね」
そのうちタレントではなく肩書きを投資家に変えて、再びメディアに登場する日が来るのかもしれない。
(トシタカマサ)