新型コロナウイルス感染拡大の影響で深刻なマスク不足となり、ネットオークションやフリマアプリでの転売が大きな問題となっているが、「ドン・キホーテ」での一風変わったマスクの売り方がネット上で「斬新！」と話題になっている。
「3月7日、あるツイッターのユーザーが『今朝、開店直後のドン・キホーテでマスク売ってました』と写真を投稿したのですが、そこにはマスクと値札が写っており、値札には『マスクお一人様1点までの価格298円+税 2点目以降は9999円+税になります』と書かれていたのです」（ネットライター）
この投稿は7万件以上のリツイートと19万件の「いいね」で、瞬く間にツイッター上に拡散し、《なるほどドンキ、その手があったか。客も店員も嫌な思いをしない斬新な売り方（ただし転売ヤーは除く）》《これはお一人様一点限りにしても大量に買っていこうとする中国人対策として完璧》《これはナイスな転売殺し。何回も並び直してたら絶対バレるしな》《これ拡散した方がいいわ。全国でやってくれ》など絶賛する声が相次いでいる。
「15日からマスクの高額転売に規制がかけられますが、必ずその間隙を縫うようにして転売で儲けようとする輩が現れますから、これは素晴らしい対策だと思います。転売ヤー以外にも1点目を298円で購入した人は2点目を9999円で買うことを高いと認識するので、より高値で販売している転売マスクに手を出しづらくなるという抑止効果も望めると思います」（経済評論家）
値札をよく確認せずに購入しようとした人は、かなり驚いたのではないだろうか。
（小林洋三）
