ZOZO室長、ピエール瀧との「黒い交際」ツイートが物議

 電気グルーヴ・ピエール瀧容疑者の衝撃の逮捕劇があった同じ日、ZOZOのコミュニケーションデザイン室長である田端信太郎氏が投稿したツイートが物議を醸している。
 
「田端氏はこの日の午前中、『黒い交際。』というタイトルとともに、瀧容疑者とのツーショ写真をアップ。同日はZOZOの株価が一時130円も値下がりしており、田端氏のこのツイートが、少なからず影響したともっぱらなんです」(マネー雑誌編集者)

 第三者が田端氏の過去のツイートを掘り起こして掲載したのかと思いきや、まさかの本人による誤解を生むようなツイート。昨今のZOZOは、ただでさえ業績の下方修正で株価が下落し、SNS好きの前澤友作社長までもが「本業に集中します」と休止をしていることから、一部では《田端氏も控えるべきでは》という意見も出ている。
 
「田端氏はNTTデータに入社後、リクルートやライブドアなどを経てLINEの上級執行役員を務め、ZOZOのコミュニケーションデザイン室長に就任した確かな実績の持ち主。ただし一方で、ツイッターでの過激な発言がたびたびブーイングの嵐を巻き起こしており、株主らの怒りを買うこともありました」(同前)

 昨年3月には、源泉徴収で所得税を納めている給与所得者の納税額約9兆円の半分を、全体の4.2%しかいない“1000万円超”の給与所得者が負担しているという記事を引用して「高額納税者党を作ってほしい。少数派を多数派が弾圧する衆愚主義じゃないか」などとツイート。大炎上を巻き起こし、「#ZOZO不買運動」なるハッシュタグが作られて“ZOZO退会祭り”にまで発展したこともあった。
 
「昨年6月にも『自殺だから一義的に自己責任なのは当たり前でしょうが』と過労自死者への持論を展開したことで、これまた炎上している。田端氏本人は自著で綴っているように“炎上上等”の構えで、むしろ誇りに思っていることから、今後もZOZOの株主らをヒヤヒヤさせる事態は続きそうです」(同前)

 致命的な発言がなければいいが。

(小林洋三)

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