「中国人は採用しません」
東京大学大学院情報学環・学際情報学府の大澤昇平特任准教授が、ツイッターに投稿したこの差別発言に批判が止まらない。
「大澤氏は11月20日に更新した自身のツイッターで、『中国共産党の次なる狙いは、日本経済の侵略である』とつぶやき、続けて自身が代表を務める『弊社 Daisy では中国人は採用しません』と宣言。その後も『中国人のパフォーマンス低いので営利企業じゃ使えないっすね』『そもそも中国人って時点で面接に呼びません。書類で落とします』など明らかな国籍差別発言を連発したのです」(フリーライター)
これらの一連の発言に対して、東京大学大学院の情報学環長・学際情報学府長は24日に見解を発表し、「これらの書き込みは、当該教員個人または兼務先組織に関するものであり、学環・学府の活動とは一切関係がありません」と大学との関連を否定した上で謝罪したのだ。
また、同日には東京大学大学院情報学環へ寄付をしている「マネックスグループ」も見解を発表。「特任准教授の価値観は到底受け入れられるものではなく、書き込みの内容や現在の状況に関して極めて遺憾であります」と言及した上で、「今後、本特任准教授の本講座に対する寄付は速やかに停止する」との方針を明らかにし、差別ツイートはさらなる波紋を広げている。
「ネット上では、《中国人を採用しないってのは雇用する側の選択であって、選ぶ側にも権利があるわけだし別に問題ないのでは?》といった擁護も見られますが、東大教授という立場の人間がわざわざツイッターで全世界に向けて言うことではない。大澤氏は東大最年少准教授として注目を集める人物でしたが、騒動後も『なんか日本語通じない下級国民のパヨクが沸いてるなー』など批判する人物を煽るような発言を続けており、さらに問題は拡大しそうな様相を見せています」(週刊誌記者)
今後はどんな発言が飛び出すのやら。
(小林洋三)