7月3日に米オンラインメディア「デイリービースト」が報じたところによると、メーガン妃が、自身の新ブランド「アメリカン・リビエラ・オーチャード」と連動する形で制作を発表していたNetflixの新番組の撮影が完了したという。
契約金約150億円というこの番組は、「料理やガーデニング、おもてなし、友情の喜びをたたえる」といったコンセプト。ただ、4月の発表後、続報が一切なかったことから、またもやトラブルでお蔵入りしたのでは、との噂も流れたほどだった。
だが、同メディアは、タイトルや配信時期は未定ながら、自宅のある米カリフォルニア州モンテシート近郊などで撮影が行われ、ブランドの商品が紹介される予定だと伝えている。
「王室を離脱後、暴露本出版に始まり、ブランドの立ち上げと、なにやら『金策』に走るような姿が目についてしまう夫妻だけに、ナイジェリアを訪問した際には、ロイヤルファミリーのごとく振る舞ったことが、チャールズ国王の逆鱗に触れてしまいました。また、この時は、背中が大きく開いた衣装の妃に対し、ナイジェリアの大統領夫人が『私たちはファッションショーを主催しているわけではない』と発言する一幕もありましたね」(英王室ウォッチャー)
そんな中、今度はメーガン妃とは絶縁状態にある実父、トーマス・マークル氏の発言が波紋を広げている。
同氏は、英「デイリーメール」紙の取材に対し、「孫のアーチー王子やリリベット王女はもちろん、ヘンリー王子にも会ったことがない。孫に会いたいという思いはチャールズ国王と同じで、ぜひ国王と話をしてみたい。親近感を持っている」といった発言をしたのだ。
「メーガン妃と父、さらに異母姉との確執は有名な話ですが、きっかけはマークル氏が妃からの手紙をタブロイド紙に提供し、異母姉も妃の暴露本の出版を企画していたことが原因です。そんなかことから、妃はこれまで幾度となく、父や異母姉に対して法的措置を取ってきました。しかし、全く懲りることのない父と異母姉は、その後も各国の特別番組などから声がかかれば、妃の子ども時代や学生時代の未公開写真や動画などを提供し続けてきたんです」(前出・ウォッチャー)
そんなマークル氏が、新聞紙上で王子夫妻に苦言を呈したのである。同氏は、「彼(チャールズ国王)も私と同じように答えが見つからない疑問をたくさん抱えていると思う。その1つはヘンリーとメーガンが私だけでなく国王にもあのように酷い扱いをする理由だ」と語った上で、現在、がん治療中の国王を引き合いに出し、「私も健康状態がよくない。国王とは同じ境遇だ。国王には深く共感している」とコメントしたのだ。
こうしたマークル氏の一連の発言にSNS上では、《その気持ちはよくわかる》という声がある一方、《国王と自分を比較するなんて図々しすぎる》《そんな風に娘を育てたあんたが言うな》といった声も多く上がっているという。
何かと物議を醸すこの父娘に対し、関係者の間では「あの娘にしてこの父あり」といった声が漏れているとか…。
(灯倫太郎)