「大相撲中継」ゲストの林家正蔵に厳しい声「聡ノ富士に失礼」「言葉選んで」

 大相撲夏場所10日目(5月20日)のNHK「大相撲中継」に好角家と知られる落語家の林家正蔵がゲスト出演。そのやせ細った顔がテレビに映し出されると、こぶ平時代を知る人からは《痩せたな》《誰かわからなかった》《こぶ平老けたな~》などと驚きの声があがったが、一部の相撲ファンからは厳しい声が寄せられている。

「正蔵さんは幼い頃に昭和の大横綱・大鵬に抱っこしてもらったエピソードを披露しました。その縁もあって、孫の王鵬が登場した際にはテンションが上がり、必死に応援したのですが、豪ノ山に押し倒しで敗れて7連敗。勝ち越しまで後がない状況になってしまいました。また、琴櫻と霧島の取組で勝敗予想を聞かれると、正蔵さんは『琴櫻』と即答。取組前の気合が入った表情を指して『この顔!この顔!』と興奮気味に話していたのですが、ここでも琴櫻が敗れて4敗目。応援していた力士がことごとく敗れる結果となってしまいました」(メディア誌ライター)

 全取組を終え、土俵上では弓取り式が行われた。今場所で弓取りデビューを飾ったのは西幕下筆頭の天空海。幕内経験者が大役を務めるのは異例とあって、相撲ファンの間で話題になっていたが、ここで正蔵は「天空海の弓取り式を見たくてしょうがなかったんです」と述べ、「他の方と違って、なんかいいですよね。中継で見てても。きれいだ」と続けた。これにSNSでは《他の方と違って…は失礼すぎないか》《聡ノ富士に失礼》《言葉を選んでほしかった》などと批判の声があがっていた。

「確かに天空海の弓取りは豪快で、格好いいと評判。この弓取りが評判を呼び、結びの一番を終えても席を立つ観客はめっきり減りました。ただ、正蔵さんの『他の方と違って』という言葉は余計だったかもしれません。先場所で弓取りを務めた花の海や最多出場の記録保持者である聡ノ富士の弓取りが劣っていたかのような印象を与えてしまいますからね。言葉を慎重に選ぶべきだったかもしれません」(前出・メディア誌ライター)

 大物落語家の“失言”を引き出した天空海の弓取りにますます注目が集まりそうだ。

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