6月4日、都内で行われたリユースショップ「ハードオフ」の新WEB CM発表会に出席した。
2007年に「そんなの関係ねぇ!」などのギャグでのブレイクし、同年の流行語大賞にもノミネートされた小島。一時は「一発屋芸人」と呼ばれたものの再ブレイク。まさに「自身のネタをリユース」していることから新CMに起用された。
CMは、小島が披露するギャグが“ジャンク品”のように壊れながらも、それが別の用途につながるというサステナブルな内容。小島自身も「ギャグもリユースできるんだなという発見があった。そんなの関係ねぇ!』は17年モノですし、『だいじょうぶだいじょぶ』は16年。もうすぐ成人(18歳)ですよね。それを途中で捨ててしまったら、このお仕事につながっていない。やり続けてよかった」と語った。
また小島は、「誰のギャグをいくらで買いたいか」との質問に、同じサンミュージック所属の先輩、ダンディ坂野の「ゲッツ」と即答。「ダンディさんの『ゲッツ』はひっぱりだこにネタですから。1億…、やっぱり5000万円にしようかな。回収できないと負債になるから」と話した。
「小島さんがすでに再ブレイクを果たしていた5年前、ある番組で『推定年収1億円』と紹介されていただけに、今はそれ以上になっているでしょう。ただ、そんな彼がダンディさんの『ゲッツ』を5000万円も出して買いたいというのもわかりますよ。ダンディさんも小島さん同様、一発屋といわれた時期があったのですが、実はサンミュージックのCMキング。現在も10本以上のCMに出演し、営業の本数も多い。『ゲッツ』という短いフレーズが誰にでもわかりやすく、しかも前向きなのがCMでも使いやすいといわれています。その点も小島と共通していますね」(芸能ライター)
小島もダンディもサステナブルな芸人といえそうだ。
(鈴木十朗)