青木源太アナが古巣日テレ社長の国分太一問題会見をフォロー「批判は想定の上」

 元日本テレビのフリーアナウンサー・青木源太が、日テレ社長会見を“身内目線”で振り返った。

 青木は、6月23日放送のカンテレ「旬感LIVE とれたてっ!」で、日本テレビ社長・福田博之氏によるTOKIO・国分太一降板問題の会見について、当事者目線の解説を披露。

 国分については「複数のコンプライアンス違反」を理由に、「ザ!鉄腕!DASH!!」降板が発表されるも、具体的な違反内容は不明。福田社長は会見で「プライバシーを守るため」と説明しているが、

「被害者の有無に関しても福田社長は明言していませんでした。誰のプライバシーを守っているのかと問われて『この事案に関わる人たちのプライバシーです』という話をしていましたね。プライバシーを守るということが大切なことは私たち含めて、みんな同意する部分だと思うんです。でも、その上でもうちょっと話せたんじゃないか、どこまで踏み込んでいいのかというところで、それぞれの感覚があるんでしょうね」

 と、掘り下げ不足を指摘した青木。

 スタジオでのやり取りでは、ハイヒール・リンゴや古坂大魔王が「TOKIOが発表すべきだった」「日テレが日テレを取材してほしい」と鋭く批判。しかし青木は、「福田社長は私、よく知ってます。私が退社するときも一番最初に相談したのが福田社長。そのときはこの立場(社長)ではなかったですけど」とした上で、

「個人的に福田さんをよく知ってる身からすると、福田社長らしい対応だなと思うんですよ。たぶん、批判が巻き起こるのも、ある意味、想定の上で、トップである自分が、何のペーパーもなしに顧問弁護士も従えず1人で出てきたというのは福田さんらしい」

 と、むしろ社長の責任感ある姿勢を擁護した。

 福田社長の会見についてSNS上などでは「何も言えないなら会見する必要はあったのか」といった批判が多かったが、身内から見れば、違った捉え方があったようだ。

(鈴木十朗)

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