タレントの上沼恵美子が、6月29日放送の読売テレビ「上沼・高田のクギズケ!」に出演。コンプライアンス違反があったとして元TOKIOの国分太一が無期限で芸能活動休止したことについて言及した。
国分をめぐっては20日、日本テレビ社長が会見を開き、過去にコンプライアンス上の問題が複数あったとして国分の「ザ!鉄腕DASH!」降板を発表。この会見では「刑事告訴の事案ではない」としながらプライバシー保護を理由に詳細は語られず、国分が何をしたのかはまったく不明のままだった。
芸能ジャーナリストの中西正男氏は国分のコンプラ違反の内容について、「何か1個だけむちゃくちゃ大きい理由だったら、とうの昔に分かっているはず。大きいレッドカードがバーン!ではなくて、イエローカードが積み重なってこうなったのが現状と思う」と推測した。
また、国分が発表した「長年の活動において自分自身が置かれている立場への自覚不足、考えの甘さや慢心、行動の至らなさが全ての原因です」という謝罪コメントについて、上沼は「国分さんは自分の甘さを認めてはるから、身に覚えはあるんですよ。『なんで僕が…』とはおっしゃらないもんね」とコメント。さらにコンプライス違反の内容が不明なことについて「国分さん、なんなんだったんだろうなといつまでも言われる」と話した。
日テレの会見については、本村健太郎弁護士も「説明不足すぎたと思う。暴言なのか暴力なのかモラハラ的なものなのか、セクハラかパワハラか。一体どれなんだろうということで無駄な憶測を広げる結果になった」とコメント。
情報が少なすぎると、かえって憶測が広がってしまうというわけだが、コンプラ事案の内容については今後も憶測がちらほら出つつ、結局、真相は藪の中となるのだろうか。
(鈴木十朗)