石原良純、日本海側を襲った大雪に「少し安心するんだよね」と大ヒンシュク発言

 タレントの石原良純が12月18日、コメンテーターを務める「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)に出演。大雪に見舞われた地域に、「安心する」とまさかの発言をした。

 番組では、同17日に今シーズン一番の寒気の影響で、北日本や東日本の日本海側が猛吹雪に襲われたことを特集。中継した北海道留萌市や新潟県魚沼市などは暴風雪の影響を受け、雪によって視界が奪われるホワイトアウト現象が起こった。

 日本海側を襲った大雪について、良純は「考えてみたらね、僕らが学生の頃、この時期、新潟の魚沼とか雪が降るのは当たり前だったんだよね。それが80年代の前半くらいから《雪がない》《クリスマスにスキー場をオープンできるのかな》という時代がやってきて」と、いきなり過去を振り返る。

 続けて「今回(の大雪)なんかも、よくいわれる温暖化で偏西風が蛇行するとね、寒気がガッと蓄積されて、それが一気に入ってくると、海水温が高いから水蒸気流が多くなって大雪って(なる)。でも、おしなべて寒波が通り過ぎると、一昨日みたいに東京じゃ半袖半ズボンでジョギングしちゃうような、極端(な気候)になっている」と気象予報士らしく解説。

 ここまではよかったが、次に良純は「僕なんか、逆にこの時期、暮らしている方は大変かもしれないけど、雪が降るとホント、少し安心するんだよね」と、発言。すかさず、キャスターを務める羽鳥慎一が「住んでいる人はこれ(大雪中継のVTR)を見ると安心できないかなと思いますね」と反論した。

「気象予報士として真っ当な意見かもしれませんが、急な大雪に苦しむ人たちがいる中で、あまりにも不穏当です。自然現象に関して、良純は2022年9月放送の同番組でも問題発言をしています。北海道・長万部町で巨大な水柱が発生し、住民は水飛沫や騒音などの被害を受けていました。幸いにもその水柱は突然止まったのですが、良純は『僕ら、外から見ている人間はちょっと寂しい気がして』とお気楽発言。このときも当事者への配慮がなく他人事でしたが、コメンテーターとしては不適切でしょう」(芸能記者)

 温暖化は、コメンテーターの評価にも波及しているようだ。

(石田英明)

ライフ