石原良純「ノーマスクでジョギング中、高齢者に睨まれた」に玉川徹が大反論

 俳優の石原良純が4月24日、月曜コメンテーターを務める「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)に出演。ノーマスクでジョギング中、高齢者に睨みつけられたことを明かした。

 この日の放送では、老老介護の問題点を取り上げた。コロナ禍の影響で高齢者が自宅に閉じこもり、孤立化することも指摘。この問題に関連し、良純は「高齢者の方はコロナが怖いというすごく先入観があって、コロナにいまだに気をつけている」と切り出した。その上で自身の体験をこう語った。

「僕らは(脱コロナに向けて)だんだん生活を変えていこうとするけど、高齢者の方、ジョギングしていると、すれ違いざまにマスクをしていないと、顔を背けられて〝ガッと〟睨みつけられたりするんですよ」

 高齢者ほどアフターコロナへの順応性がないというわけだ。

 するとこの意見に、レギュラーコメンテーターのテレ朝・玉川徹氏が反論。

「実際に高齢者は今でも(コロナは)ハイリスク。ワクチンを打っても、治療薬も特効薬ではありませんので、感染したときに重症化するリスク、高齢者は高いですよ、若い人に比べると。恐れる気持ちは不思議なことではないと」

 高齢者がコロナを怖がるのは当然だというのだ。

 ネット上では《高齢者が顔を背けるのは身を守るためですよ》《ノーマスクのランナーから顔を背けるのは普通》《自分も顔を背ける》《高齢者への思いやりがない》と良純への批判が噴出。一方、《マスクの着用は個人の自由》《ジョギング中のマスク着用は逆に危険》《高齢者の気持ちもわかるが、睨みつけるのはやり過ぎ》と、良純を擁護する視聴者もいた。

「ネット上の反応を見る限り、高齢者がノーマスクの良純に顔を背けた件は、良純の分が悪そうです。とはいえ、玉川氏も4月19日の『モーニングショー』では『コロナはたいした病気ではない』と発言し、ネット上で大炎上しました。これまでさんざんコロナの恐怖を煽っていたくせに、いまさら『たいした病気ではない』と発言するのはあまりにも無責任というわけです。この日の放送でも重症化については高齢者のみに警鐘を鳴らしています。玉川氏の中でも、コロナは高齢者のみが注意する病気へと認識が変わったのでしょう」(週刊誌記者)

 良純と玉川氏の言い分は、今回のところは引き分けか。

(石田英明)

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