「100円、200円の領収書なんて…」石原伸晃氏、ワイドスクランブル出演で批判殺到「インボイス知ってるのか」

「100円、200円、300円、そんなものの領収書が本当に必要なのか」

 元衆院議員の石原伸晃氏の発言が庶民を逆上させた。
 
 石原氏は12月12日、「ワイド!スクランブル」(テレビ朝日系)に生出演。自民党・安倍派の幹部が政治資金パーティー収入の一部を裏金としていた疑惑について持論を述べた。

 石原氏は裏金について「ちょっと信じられない。(収支報告書に)記載すれば何の問題もない。何でしない?」と苦言を呈した。一方、政治資金の少額の領収書については、記載するのは手間がかかり、非常にナンセンスと切り捨てた後、飛び出したのが冒頭の発言だ。

 SNS上では《個人事業主や一般企業は1円単位で領収書を取っている》《庶民はインボイスでヒィヒィ言っているのに》《領収書はどんな少額でも民間なら保存するのは当たり前》《まさか少額の領収書、処理していないの?》などと、ネット民の怒りが大爆発した。

 少額の領収書記載は「非常にナンセンス」と非難した石原氏だったが、それもそのはず、自身の政治資金の使い方も酷いものだった。

「17年4月配信の『日刊ゲンダイDIGITAL』が、当時経済再生担当相だった石原氏が代表を務める資金管理団体『石原伸晃の会』の1件1万円以下の支出に関わる2013、14年分の〝少額領収書の写し〟を入手し、公開しました。それによると、14年8月30日付で『花札 千鳥』『トトロトランプ』代2481円の領収書を事務所費として処理するなど何でもアリ状態。事務所で花札をするためでしょうか。13年3月9日付には、長崎・五島市のスナックで6000円支出した領収書、同5月にはマッサージ代として3800円の領収書が確認され、組織活動費として処理されていました。マッサージが組織活動かどうかは分かりませんが、石原氏が領収書を見せたくないワケがよくわかります」(週刊誌記者)

“金目”の話をこの方に聞くのは不適切だったかもしれない。

(石田英明)

ライフ