ホラーブームで人気の漫画家、全盛期は年収3000万も現在は月収4万円の悲惨生活に!

 11月3日に放送された情報番組「イット!」(フジテレビ系)の中で、久しぶりにテレビに出演し、視聴者を驚かせたのは元ホラー漫画家・御茶漬海苔氏だ。

 御茶漬海苔氏と言えば、その恐ろしい独特なタッチでホラー漫画界ではなくてはならない存在となり、さまざまな作品でファンを怖がらせてきた。全盛期の年収は3000万円だったといい、今も電子版コミックが発売され、かつてのファンを楽しませている。

 だが、番組の中で彼は3年前に糖尿病が原因で右目が見えなくなったことを告白。現在の収入は1カ月4万円の年金のみだそうで、「通帳を見たときに、こんなに減っているのかと。節約していくしかない…」と語っており、厳しい状況が続いているようだ。

 数年前、御茶漬海苔氏に会ったというファンは、当時のことをこう振り返る。

「漫画家の浜田ブリトニーさんが経営しているカフェの漫画イベントで、御茶先生が審査員としてゲスト出演していたんです。そのイベントでは、漫画ファンの素人さんたちが集まってイラストを描いて、それに御茶先生たちが点数をつけていったのですが、御茶先生はどの作品を見ても『非常に素晴らしいと思いますね』とコメントしてくださっていて、それを同じ審査員をしていた『つるピカハゲ丸くん』の作者・のむらしんぼ先生にイジられていました。コロナ禍でなかなかイベントに参加できず、近年はお会いできていなかったのですが、まさかご病気だったとは…。もうあのトラウマ級に怖い漫画の新作が読めなくなると思うと残念でなりません」

 番組の中では、今後は漫画の原作を考える仕事をしていきたいと語っていた御茶漬海苔氏。独特の世界観を漫画原作でも見てみたいものだ。

(佐藤ちひろ)

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