スキマ時間にできるオイシイ副業術(1)飲食店や保険セールスの覆面調査員

 空いた時間を使って気軽かつ効率的に金を稼ぐための“副業術”を指南する本連載。第1回は、一般客のフリをして店舗のサービスを受け、接客態度などのレポートを提出することで報酬を得る覆面調査員(ミステリーショッパー)を紹介しよう。
 
 企業がサービス改善を目的としてリサーチ会社に依頼して実施される覆面調査。調査員としてサイトに登録すれば多数の調査案件に申し込むことができ、レポートの提出もネットで行えるため、気軽な副業として人気を集めている。
 
“潜入先”は飲食店に限らず、ガソリンスタンド、コンビニ、スポーツジム、1000円カットなど多岐にわたる。全国でチェーン展開する企業が率先して調査を依頼しているため、地方在住者でも取り組みやすいのが特徴だ。
 
 リサーチ会社はあまたあるが、登録方法はおおむね同じ。サイトの登録申請コーナーに「住所」「氏名」「年齢」などを入力し、多くの場合、簡単な「適性テスト」をサイト上で受けることになるが、間違えてもやり直しがきくため、合格のハードルはきわめて低い。
 
 こうして覆面調査員としてエントリーしたら、自身の都合に合わせて地域と調査日程でしぼり込み、希望する案件に申し込むことができるが、希望者多数の場合は落選することも。複数のリサーチ会社に登録し、申し込みで“数を打つ”のがコツと言える。それではどのような調査が稼げるのか。
 
「コンビニやスーパーの調査は1件あたり2500円ぐらいが相場で、数をこなすとけっこういい金になるのですが、最近、特に助かっているのは『保険の営業』を受ける案件ですね」

 とは「覆面調査で月々6万〜7万円をもらっている」という40代の自営業男性。彼が続けるには、
 
「ファイナンシャルプランナーと1時間ほど会話して、あとでレポートを書くだけで1回あたり6000円から8000円の謝礼が出ます。また、相手が自宅や近所のファミレスまで来てくれるので、交通費も移動時間もかかりません」

 日常生活のさまざまなシーンで小遣い稼ぎが可能な覆面調査だが、リサーチ会社をかたる詐欺業者も横行している。「高額案件を紹介する」として法外な登録料を請求する「登録料詐欺」の他、筆者の知るところでは新宿・歌舞伎町のボッタクリ居酒屋が客をおびき寄せるため偽サイトで覆面調査員を募っていたケースも。

 信頼ある大手サイトで、数千円の報酬をコツコツと積み上げていきたい。

(もとおり・ひろゆき)

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