二階堂ふみが朝ドラヒロインに!オーディオションは出来レース説の真相は?

 6月6日に行われたNHKの定例会見で、2020年度前期の連続テレビ小説「エール」のヒロインに二階堂ふみが選ばれたことについて、上田良一NHK会長は「『西郷どん』で名演技をやられていたので、今度の朝ドラでのご活躍も大いに期待しております」と語った。
 
「エール」は、「六甲おろし」や「栄冠は君に輝く」などで知られる作曲家・古関裕而氏をモデルにした主人公を俳優の窪田正孝が務め、二階堂はその妻で、プロ歌手を目指すヒロインを演じる。

 NHKの発表によれば、今回のヒロイン役は、2802人が参加したオーディションで選ばれたという。この競争率を勝ち抜いたことに、二階堂本人も「嘘かと思った」と3日の会見で語っていたが、嘘かと思ったのはネット民も同じだったようだ。二階堂がヒロインに決定した記事を取り上げたネット掲示板には《取りあえずオーディションしたテイでほんとうは最初から決まってたんだねw》《白々しくオーディションとか書かなくていいよ》《オーディションという名の出来レースだったんでしょ》《最近ふみ猛プッシュされてるからみんな察しがつくよ》などと、”出来レース“を疑う声が噴出。また、《奥さん役は新人にして欲しかった》《新人の方が新鮮だし、朝ドラの魅力は新人登竜門だったはず》という、フレッシュさのなさを残念がる意見もあった。

 たしかに、よく“出来た”話だが、出来レース説の真相はどうなのか?

「オーディションがきちんと行われたのは間違いありません。二階堂ふみに最初から決まっていたというのもあり得ない話。決まっていれば、『なつぞら』の広瀬すずのようにオーディションなど開かずに発表すればいいだけのこと。ただ。NHK会長が『西郷どんの名演技』の話を出してきたように、審査する側にこれまでの実績や貢献度が刷り込まれているのは事実。そのぶん“ゲタ”をはいているところはあるでしょう。つまり、制作サイドはフレッシュさよりも安定感をとったということ。これが視聴率にどう影響するか見ものです」(テレビ誌ライター)

 現在放送中の二階堂ふみ主演ドラマ「ストロベリーナイト・サーガ」(フジテレビ系)は、第9話までの平均視聴率が6.5%と大苦戦している。広瀬すずの「なつぞら」、戸田恵梨香の「スカーレット」という話題作の後だけに、二階堂にとってはよりプレッシャーのかかるところだ。

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