二階堂ふみ、銭湯好きの裏に隠された子供の頃の悲しい事情

 2020年放送の連続テレビ小説「エール」(NHK)でヒロイン役を務め、同年大みそかに放送された「第71回NHK紅白歌合戦」で紅組の司会に抜擢。21年はドラマ「プロミス・シンデレラ」(TBS系)で主演。今年は2月4日公開の映画「大怪獣のあとしまつ」に出演し、今後の活躍も期待される女優の二階堂ふみ。

 女優業のかたわら、保護犬のボランティア活動にも熱心だ。21年4月放送の「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演した際、犬や猫、フェレットなど7匹の動物と暮らしていることを明かした。そのうちの2匹は一時預かり中の保護犬だという。

 仕事に動物の保護・世話にと、多忙を極める二階堂。そんな二階堂の〝安らぎの場〟が銭湯だ。21年7月放送の「日曜日の初耳学」(TBS系)にゲスト出演したときのこと。プライベートでは自宅で犬や猫との時間を楽しんでいるほか、銭湯が好きなことも明かしていた。

 19年5月の「フライデー」では、都内の有名銭湯の1つ、大田区蒲田にある「蒲田温泉」のオリジナルTシャツを着ている姿がとらえられた。創業は昭和12年の歴史ある銭湯で、疲労回復などの効能がある黒湯が特徴。当時、二階堂が蒲田温泉を好きなのではないかと、銭湯ファンは大いに盛り上がっていた。

 二階堂が銭湯を好きなのは間違いないが、その理由は何なのか。

「21年12月放送の『突然ですが占ってもいいですか?SP』(フジテレビ系)に出演した二階堂は、11歳のときに両親が離婚したことを告白。経済的に余裕がなく、母親と2人で暮らし始めた家には風呂がなかったそうです。当時、母親と銭湯に行くのが楽しみだったのではないでしょうか。その気持ちがずっと心に残り、今でも銭湯が好きだと考えられます」(芸能記者)

 時間があれば銭湯で疲れを癒やし、さらに活躍してほしいものだ。

(石田英明)

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