やはり出た!大谷翔平の寄贈グローブ備品がフリマサイトに…「盗品」の可能性も

 ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手が全国の小学校に寄贈しているグローブのタグがフリマサイトに転売されているとX(旧Twitter)に報告が寄せられ、大きな物議を醸している。あくまでグローブそのものではなく、商品タグのみの出品だが、もし本当に学校に寄贈されたものであれば、窃盗の可能性も指摘されている。

「大谷選手は今オフ、『子どもたちが野球というスポーツに触れ、興味を持つきっかけになってほしいと願っています』と、全国約2万の小学校に右利き用2個と左利き用1個の、計6万個のグラブを寄贈すると発表しました。そして、昨年12月から順次各小学校に寄贈がはじまり、今月に入ってからも全国各地からグローブが届いたという喜びの声が相次いで報告されています。しかしこのグローブですが、メーカーのニューバランスジャパンによると、転売対策は特にしていないとのことで、以前から転売を懸念する声が上がっていたのです」(スポーツライター)

 そして、心配は現実のものとなり、22日にフリマサイトに大谷選手が寄贈したとみられるグローブのタグが出品されたのだった。なお、商品名は「【タグ】大谷翔平 グローブ 小学校 ニューバランス」となっており、説明欄には「2023年、年末に小学校へ届いた大谷グローブに付属していたタグです。(グローブは児童たちが使用するためタグのみです。)」と書かれ、価格はなんと10万円(税込み)に設定されていたのだ。

「Xでこの商品が話題となると、すぐに出品者は転売を取り下げましたが、掲載ページにはグローブが3つ並ぶ写真がメインで使用されているなど、タグの出品であるにも関わらず、誤認で購入させようという悪意も感じられました。何より、このタグが本当に小学校へ寄贈されたグローブのものかは分かりませんが、もしそうだったとすれば、学校に黙ってタグを持ち去った可能性も考えられますし、そうなれば盗品の出品ということになります。もし、購入すれば犯罪に加担したことになりかねませんから、絶対に購入してはなりません」(フリージャーナリスト)

 これ以上、大谷選手が寄贈したグローブ関連の転売がなければいいが…。

(小林洋三)

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