江上剛一覧

江上剛「今週のイチ推し!」トランプはナポレオンの再来!異次元大統領の対策本

 1月7日、カナダのトルドー首相が退陣を表明した。私はこのことを予想していた。というのは本書を読んでいたからだ。  この本は、トランプが、1期目のアメリカ大統領だった17年から21年までのホワイトハ...

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江上剛「今週のイチ推し!」自民党の闇を暴いたスクープ 記者の厳しい目を忘れるな!

 自民党は少数与党になった。これから実施される都議選や参院選でも敗北が予想されている。その原因は「裏金」問題である。この「裏金」が自民党の組織犯罪であることを暴露したのが「しんぶん赤旗日曜版」である。...

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寺脇研「今週のイチ推し!」関ヶ原は家康VS秀頼だった 目から鱗の日本史10の争乱

 書名を見て、日本における喧嘩の歴史を扱う本、と早とちりしそうだが、そうではない。日本史に残る戦いや争いの数々を引き起こした原因を、兄弟、仲間といった喧嘩を鍵にして探っていくのだ。  舞台は鎌倉時代...

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江上剛「今週のイチ推し!」認知症に新たな視点を提供!高齢者を抱える家族は必読だ

 本書は、兄の若年性認知症を契機に、認知症に興味を抱いたジャーナリストが「認知症の人の心の裡を知りたい」と取材を重ね、執筆した。著者は、島根県出雲市にある重度認知症高齢者のデイケア施設「小山のおうち」...

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江上剛が選ぶ「今週のイチ推し!」新聞記者の素晴らしさを実感 枠を超えた活躍に感動した!

 本書は、著者のジャーナリスト人生の集大成とでもいうべき内容であり、この職業が、いかに幅広く、影響力があり、面白いかをたっぷりと教えてくれる。新聞人、マスコミ人、そして、ジャーナリスト志望の若者に勇気...

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江上剛が選ぶ「今週のイチ推し!」グローバル経済の落とし穴! 日本を襲う人余りと人手不足

 衝撃的なタイトルの本を書いたのは、企業再生のプロ・冨山和彦氏だ。本書は、安穏と暮らしているホワイトカラーの頭にガツンと一発、拳骨をくらわす内容である。 「2040年に1100万人の人手が不足する」...

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江上剛が選ぶ「今週のイチ推し!」格差は権力者が故意に作る 今こそ民主主義が必要だ!

 本書は、今年のノーベル経済学賞を受賞した経済学者たちによるものである。  受賞理由は「国家間の繁栄の差は、社会制度の根強い違いが重要な原因になることを明らかにした」からだ。  この本のテーマは、...

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江上剛が選ぶ「今週のイチ推し!」トランプ登場で市民が分断化 軍人から見た大統領選挙とは

 著者はピュリッツァー賞を受賞した元ワシントン・ポスト記者。  登場人物のブレント・カミングスは、イラク戦争に従軍し、イスラエルにも派遣された帰還兵だ。軍人として民主主義を守ることを信条に戦ってきた...

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江上剛が選ぶ「今週のイチ推し!」二転三転する筋書きに釘づけ 異色設定が面白いミステリー

 最高に面白いミステリーに出会った。本書は「第70回 江戸川乱歩賞」受賞作。ミステリーというと警察が定番だが、本書では週刊誌記者が主人公である。この主人公がちょっと頼りない。 「週刊鶏鳴」の松村健太...

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江上剛が選ぶ「今週のイチ推し!」個人か社会全体の幸せか…難題を経済学的視点から考える

「経済とは何か?」とあらためて問われれば首を傾げざるを得ない。 「高校生のための経済学入門」(ちくま新書)を書いた著者は、本書で経済学の見方を、わかりやすく解説する。しかし、正直にいって元銀行員の私...

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