江上剛一覧

江上剛「今週のイチ推し!」トランプの誕生日は「寂」毎日の一字を禅語から考察

 いやぁ、いい本だなぁ。著者は、瀧桜で有名な福島県三春町の臨済宗・福聚寺住職で芥川賞作家。本書はベストセラー「禅的生活」(ちくま新書) のいわば「日めくり版」である。本書で「一日に独立したまとまりをあ...

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江上剛「今週のイチ推し!」まるで振り込め詐欺のアジト 自民党と「局長会」の闇!

 ゆうちょ銀行の顧客情報を不正流用するなど、日本郵政グループの不祥事が止まらない。あまりの酷さに親会社の増田寛也社長が6月に退任する事態になった。いったい日本郵政グループはどうなっているのだろうか。そ...

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江上剛「今週のイチ推し!」日本のバブル崩壊を反面教師 「中国経済」の破綻はない!?

 中国は不動産不況で、もはや破綻状態であるという論が巷に溢れている。しかし、一向に破綻しそうにない。多くの中国人観光客が日本を訪れ、都心のタワーマンションは中国人に買い占められているという噂さえ聞こえ...

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江上剛「今週のイチ推し!」トランプはナポレオンの再来!異次元大統領の対策本

 1月7日、カナダのトルドー首相が退陣を表明した。私はこのことを予想していた。というのは本書を読んでいたからだ。  この本は、トランプが、1期目のアメリカ大統領だった17年から21年までのホワイトハ...

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江上剛「今週のイチ推し!」自民党の闇を暴いたスクープ 記者の厳しい目を忘れるな!

 自民党は少数与党になった。これから実施される都議選や参院選でも敗北が予想されている。その原因は「裏金」問題である。この「裏金」が自民党の組織犯罪であることを暴露したのが「しんぶん赤旗日曜版」である。...

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寺脇研「今週のイチ推し!」関ヶ原は家康VS秀頼だった 目から鱗の日本史10の争乱

 書名を見て、日本における喧嘩の歴史を扱う本、と早とちりしそうだが、そうではない。日本史に残る戦いや争いの数々を引き起こした原因を、兄弟、仲間といった喧嘩を鍵にして探っていくのだ。  舞台は鎌倉時代...

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江上剛「今週のイチ推し!」認知症に新たな視点を提供!高齢者を抱える家族は必読だ

 本書は、兄の若年性認知症を契機に、認知症に興味を抱いたジャーナリストが「認知症の人の心の裡を知りたい」と取材を重ね、執筆した。著者は、島根県出雲市にある重度認知症高齢者のデイケア施設「小山のおうち」...

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江上剛が選ぶ「今週のイチ推し!」新聞記者の素晴らしさを実感 枠を超えた活躍に感動した!

 本書は、著者のジャーナリスト人生の集大成とでもいうべき内容であり、この職業が、いかに幅広く、影響力があり、面白いかをたっぷりと教えてくれる。新聞人、マスコミ人、そして、ジャーナリスト志望の若者に勇気...

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江上剛が選ぶ「今週のイチ推し!」グローバル経済の落とし穴! 日本を襲う人余りと人手不足

 衝撃的なタイトルの本を書いたのは、企業再生のプロ・冨山和彦氏だ。本書は、安穏と暮らしているホワイトカラーの頭にガツンと一発、拳骨をくらわす内容である。 「2040年に1100万人の人手が不足する」...

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江上剛が選ぶ「今週のイチ推し!」格差は権力者が故意に作る 今こそ民主主義が必要だ!

 本書は、今年のノーベル経済学賞を受賞した経済学者たちによるものである。  受賞理由は「国家間の繁栄の差は、社会制度の根強い違いが重要な原因になることを明らかにした」からだ。  この本のテーマは、...

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