吉田拓郎一覧

「吉田拓郎と井上陽水」それぞれの引き際(6)シャウトする拓郎は永遠

「つま恋」「フォーライフ設立」「テレビへの不出演」‥‥音楽界に数々の足跡を残してきた拓郎だが、「単独コンサートツアー」でも元祖であり、功績を称賛されている。  拓郎とは同じ事務所だった山田パンダ氏は...

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「吉田拓郎と井上陽水」それぞれの引き際(5)かぐや姫の再々結成を決めた電話

「拓郎の魅力の1つは茶目っ気のある笑顔なんだ。『つま恋』ではいつものコンサートでは見たことのない屈託のないとびっきりの笑顔を見せていた。それどころかエレキをかき鳴らしながら踊っていた。今まで拓郎が踊る...

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「吉田拓郎と井上陽水」それぞれの引き際(4)伝説となった「’75つま恋」

 今やこの時期の風物詩となった「夏フェス」。今年も全国各地で数万人が集う野外コンサートが開催される。しかし、その原風景には荒野を切り開いた革命児の姿があった。'75つま恋、あの燃えるような一夜が盟友・...

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「吉田拓郎と井上陽水」それぞれの引き際(3)フォーライフ設立が岐路に

 次に、拓郎が仕掛けた革命はレコード会社の設立だった。75年6月1日、小室等(78)、陽水、泉谷しげる(74)の4人のミュージシャンが新規のレコード会社を立ち上げたのだ。 「このフォーライフの衝撃は...

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「吉田拓郎と井上陽水」それぞれの引き際(2)拓郎が「ルールを変えた」

 この2人を〝音楽的革命児〟と位置付けるのは芸能評論家の宝泉薫氏だ。 「60年代の安保闘争が幻想のように崩れた時代に登場し、政治ではなく音楽的な革命を起こしたのが拓郎と陽水だった。まさに時代の空気感...

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「吉田拓郎と井上陽水」それぞれの引き際(1)陽水は家族と離れ一人暮らし

「今日までそして明日から」で前向きに生きる力を歌ったのが吉田拓郎、「傘がない」で心の内面を抉り、魂を揺さぶったのが井上陽水。「太陽と月」のように相反する力で70年代から多くの若者を牽引した2人だったが...

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陽水、拓郎、小椋佳…リタイア生活を選んだ大物シンガーたち

 6月29日に歌手生活の集大成となるラストアルバム「ah-面白かった」をリリースした吉田拓郎(76)。すでに芸能活動終了の意向を明かしており、テレビ出演は7月21日放送の「LOVE LOVE あいして...

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井上陽水「音楽巨人の50年秘録」(3)「風あざみ」は陽水の造語だった

 今でこそ違和感なく使われる「心もよう」という表現は、陽水の初ヒットシングルに由来する。歌詞には一度も出てこないが、タイトルはディレクターである多賀の造語であった。  制作に関わった川瀬は、さらに多...

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