24年ぶりに復活!ホンダ「新型プレリュード」に囁かれる「500万円超え」と「受注停止」

 1980年代のホンダによる代表的な車の1つといえば、「プレリュード」だろう。

 特に1972年4月に登場した「3代目」は、リトラクタブルヘッドライトや、4輪ダブルウイッシュボーン・サスペンションを採用するなど、当時の最新技術を惜しみなく投入。とにかく女性ウケが良く、「デートカー」として一世を風靡した。

 そのレジェンドカーが新型となって今秋より発売されることが明らかになった。

 すでにプロトタイプが発表されており、現代風の薄型ヘッドランプを備えたスタイリッシュなエクステリアは、令和のデートカーにふさわしいエレガントさを放っていると話題だ。エンジンは現行「シビックe:HEV」に搭載される2.0Lのハイブリッドシステムで、力強い走りと高燃費が期待できるだろう。

 すでに購入の意思を固めている人も多いだろうが、気になるのは価格だ。3代目の最高グレード「Si TCV」は当時230万円だったが、現在の物価を考えると、400万円は超えて来そうだが…。

「ホンダのラインナップを見てみると、シビックハイブリッドの上位グレード『e:HEV EX』が430万7600円であることから、上位車種のプレリュードは450万前後になるのではないかと見られています。もっとも昨今の円安、物価高を考えると、500万円超えもあるかもしれません」(自動車ジャーナリスト)

 先日はスズキ「ジムニーノマド」の発売が発表されると、あまりの人気にわずか5日で受注が停止されるという事態が起きた。24年ぶりに復活する「プレリュード」も話題性は抜群で、人気が出るのは間違いないと見られており、こちらでもまさかの「受注停止」が起きるかもしれない、と囁かれているのである。

(ケン高田)

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