牛丼チェーン大手・松屋は、2025年1月7日から同チェーン史上「最も辛いメニュー」を発売する。
「水煮牛肉(シュイジューニューロー)~四川風牛肉唐辛子煮込み~」は、鶏ベースのスープに唐辛子、花椒、辣油をたっぷり投入し、本格的な四川風の辛味が広がる、クセになる新メニューだ。価格は税込み1180円。1月7日10時から21日15時までは、モバイルクーポンで注文すると50円引きで購入できる。フードライターが語る。
「水煮牛肉は、もともと中国四川省自貢市で、労働者向けの料理として牛肉を塩水で煮たのが始まり。その後、花椒や唐辛子などが加えられ、現在のような形になりました。中華料理店ではポピュラーなメニューですが、牛丼チェーン店のメニューになるのは珍しいですね。激辛と塩気のダブル効果でご飯がすすむのは間違いありません。ただ、食事中ずっと辛みが口の中を占領するので、途中でサイドメニューの生卵を加えて味変を楽しむのもいいかもしれません。辛さが抑えられ、丸みのある味になるでしょう」
松屋ではこれまで、「キムカル丼」や「牛ビビン丼」など、キムチを使ったピリ辛メニューが定番商品になっているが、いまひとつ辛さが物足りないという意見も多かった。
水煮牛肉は「松屋史上最も辛い」と謳っているだけに、激辛党には待ちに待ったメニューとなるだろう。
(ケン高田)