11月20日(水)~12月21日(土)まで「年末ジャンボ宝くじ」と「年末ジャンボミニ」の2種類が1枚300円で全国一斉発売される。1等と前後賞を合わせた当せん金額はジャンボが10億円、ミニでも5000万円。もちろん、公営ギャンブルのような税金の心配もなく、まさに一攫千金の大チャンスだ!
「年末ジャンボ」は5大ジャンボの中でも、当せん確率が2000万分の1と最も低い。15年に1等が5億円から7億円に大幅アップしたためとはいえ、組番号が「01組~100組」から「01組~200組」へと2倍となり、1ユニット2000万枚の中に1等が1枚だけという、まさに難攻不落の宝くじなのである。
そこで登場するのが宝くじアドバイザーの長利正弘氏だ。これまで本誌で「紅白歌合戦『勝利チームの法則』」や「参議院選挙の法則」など、独自の攻略法で高額当せん番号(1等と2等)の組番号を推奨し、見事的中させてきた。今年は「日本シリーズ『下剋上の法則』」でミリオネアへの道を目指す。
「ジャンボ宝くじの高額当せん番号を見ていくと、オリンピックやワールド大会の結果がリンクしていることがよくあり、プロ野球の日本シリーズも例外ではありません。今年はハマの番長こと三浦大輔監督率いる横浜DeNAベイスターズが、レギュラーシーズンは3位ながら26年ぶりの日本一に輝いて盛り上がりました。そこで“下剋上”が達成された過去6回の1等と2等の高額当せん番号を調べてみると、すべての年の組番号に『3』が出現していることを発見しました」
現在のクライマックスシリーズは07年からスタートしたが、それ以前の04年~06年はパ・リーグのみ、上位3チームによるトーナメント式のプレーオフ制度を導入。今回はその時の下剋上も含めることにした。
「リーグ3位からの優勝となると、10年の千葉ロッテに続く2回目です。となれば、その年の1等の『84組』の『8』と『4』に『3』を絡めたいところですが、私は『34』と『43組』を推したいですね。『4』を選ぶ理由は、こちらも世界中の話題になった米国の大統領選挙で、共和党が圧勝したからです」(前出・長利氏。以下の「」もすべて同じ)
21世紀になって共和党が勝利した年の年末ジャンボの1等の当せん番号は、04年が「43組181793」で、16年が「104組167038」だった。
「さらに、日本でも衆議院選挙が注目の的になりましたが、自民党が過半数割れした年は00年以降で3回。そのうち何とか政権を維持し、小泉内閣が誕生した03年の1等が『40組』で、00年の森喜朗内閣時の2等が『84組』と、必ず『4』が出現しているんです」
あとは組番号の100位が「0」か「1」の選択となるが、こちらも日本シリーズの優勝チームを見れば一目瞭然だ。
「直近6年の1等に限れば、西のソフトバンク(18年~20年)やオリックス(22年)、阪神(23年)が日本一に輝いた年はすべて100位が『0』で、東のヤクルトが優勝した21年だけが『1』の181組でした。今年は東の横浜が日本一になりましたから、組番号は『134』と『143』を狙ってみたいですね」
十万台について下剋上となった過去6回を見ると、万位は0~9まですべての数字が出現しているが、
「年末ジャンボ宝くじが誕生して以降の米大統領選挙で、共和党が勝利を収めた年の高額当せん番号の万位をチェックすると『0』だけが未出現でした。トランプ氏の大統領返り咲きは132年ぶり。これまでありえなかったことが起こる=未出現数字が出るとみて、万位が『0』の『10万台』を本命にします」
(つづく)