年末ジャンボ「ヤクルト優勝の法則」で1等確率2000倍アップ【後編】ミニの十万台は…

 組一位も過去の傾向から絞り込みが可能だ。

「計19本の中で『9』が4回、『6』が3回と出現回数が多く、95年の優勝から『9』『6』『9』『6』と交互に出ています。したがって今年は『9』の出番なので、組番号は『149組』を推奨します」

 ただし、日本一になれなかった92年と15年は組一位が『6』なので、日本シリーズの結果しだいでは「146組」も押さえたい。

 続いては10万台だ。

「こちらも『死に目』となっている『11万』と『18万』が狙い目になります。もし一つに絞るのであれば『11万』を選択したいですね。『前回優勝年の組十位は、万位に出現しない』という傾向が3度続いていて、15年の組十位が『8』なので『18万』を避けたわけです」

 というわけで、年末ジャンボの狙い目は「149組11万」台で決定。ここまで絞り込むと、1等の当せん確率が2000万分の1から、なんと2000倍アップの1万分の1となる。

 一方の「年末ジャンボミニ」も豪華版で、ラインナップは1等3000万円が60本(本数は15ユニットの場合)、1等前後賞1000万円が120本、2等5万円が3万本となっている。

「年末ジャンボミニは13年からスタートしました。最初の3年間、1等の組番号は下一桁のみで、16年から『01組〜100組』の抽せんになりました。初めて組番号にゾロ目が出現したのは2年後の18年で、以降3年間、必ず出ています。しかも18年が『66組』、19年は『55組』、昨年が『33組』と数字が少なくなる傾向があり、今年は抽せん機の矢が『22』『11』『00』に当たる流れとみています。ちなみに『00』というのは『100組』しかありませんから、もし宝くじ売り場で探してもらう場合は『100組をください』と注文することになります」

 さらに組番号のゾロ目は【18年】66組→19年に16万台、【19年】55組→20年に15万台が出現、というように、翌年の十万台の数字も暗示している。

「昨年の1等当せん番号は4本ありますが、そのうち3本がゾロ目でした(99組が1本、33組が2本)。なので今年の十万台は『19万』と『13万』を狙ってみたいですね」

 ジャンボとミニを合わせると、100万円以上の賞金が1214本も用意されている。今年こそは大晦日のお楽しみ、恒例の大抽せん会で歓喜を味わいたいものだ。

*「週刊アサヒ芸能」12月2日号より

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