今年も「年末ジャンボ宝くじ」の季節がやってきた。五大ジャンボで唯一、1等と前後賞を合わせて10億円の賞金を手にするべく、6年継続中の「紅白歌合戦 勝利チームの法則」に加え、今年は「ヤクルト優勝の法則」で対策を強化。夢の億万長者を目指そう。
11月24日(水)からクリスマスイブの12月24日(金)まで全国発売される「年末ジャンボ宝くじ」。当せん金額のラインナップは1等7億円が22本(本数は22ユニットの場合)、1等の前後賞1億5000万円が44本、2等1000万円が88本と、五大ジャンボの中でもダントツの豪華さを誇る。
とはいえ、1等当せん確率が1000万分の1の他のジャンボと比べて、年末ジャンボはその倍、2000万分の1と、ハードルはかなり高い。宝くじアドバイザーの長利正弘氏が解説する。
「15年から1等賞金が5億円から7億円にアップしたことで、組番号がそれまでの『01組〜100組』から『01組〜200組』の2倍になってしまいました。そのため、東西の横綱とも呼ばれる東京『西銀座チャンスセンター』や、大阪『大阪駅前第4ビル特設売場』で1等が不発というケースも出ています」
さすがに10億円ともなると、まさに「難攻不落」と言えそうだが、
「ただ、7億円になったここ6年間、『紅白歌合戦 勝利チームの法則』が継続中です。これは勝利チームが翌年の組番号を暗示する法則で、白組が優勝した翌年の1等組番号は『01組〜100組』、紅組が勝てば『101組〜200組』で決まるというものです」
確かに白組の勝利した14年、17年、18年、19年の翌年は「86組」「96組」「39組」「23組」。紅組が勝った15年、16年の翌年は「104組」「165組」だ。
「昨年の紅白は4年ぶりに紅組が優勝したので、今年は『101組〜200組』を狙いたいですね」
さらに長利氏は、新たに発見した法則で当せん確率の大幅アップを図る。
「今年のプロ野球はセ・パともに、前年最下位からの優勝で盛り上がりましたね。そこで注目するのが『ヤクルト優勝の法則』です。年末ジャンボが始まった79年以降、ヤクルトは昨年までに6回(92年、93年、95年、97年、01年、15年)リーグ制覇を成し遂げています。この6年での1等は19本あるのですが、組十位を見ると『4』だけが出現していません。前回、15年の優勝時も前年最下位からの逆襲でしたが、この時は『4』とともに未出現だった『8』が出現しました。なので当然、今年は『4』を狙いたい」
*「週刊アサヒ芸能」12月2日号より【後編】につづく