夏シーズンを告げる1等5億円「サマージャンボ宝くじ」の発売が7月8日からスタート。大安の8月8日まで購入可能だ。22年サマージャンボミニでは「参議院選挙の法則」から1等「12万台」を見事に導き出した宝くじアドバイザーの長利正弘氏が「夏季五輪の法則」で夢の億万長者を目指す。
昨年と同様に今年の「サマージャンボ宝くじ」も1等5億円が24本(24ユニット)、1等の前後賞(各1億円)を合わせて7億円という賞金ラインナップだ。
「年末ジャンボは1等7億円で前後賞を合わせると10億円という賞金的には豪華版ですけど、1ユニットが2000万枚で構成されています。その点、サマージャンボは1ユニットが半分の1000万枚。ジャンボ宝くじの中で最も1等賞金が高額なのがサマージャンボなんです。2等にしても昨年の5万円から今年は20倍の100万円に増額されました。しかも、当せん確率は変わっていないのはうれしいかぎりです」(以降の「」もすべて長利氏)
同時発売中の「サマージャンボミニ」も、昨年よりスケールアップしている。1等が2000万円から3000万円、1等の前後賞を合わせた金額も3000万円から5000万円に大幅増となった。
「しかも、1ユニットあたりの1等当せん本数が昨年の4本から10本へ2・5倍もアップしている。ミニとは名ばかりの豪華さです」
100万円以上の当せん本数が、ジャンボとミニを合わせて計4082本。まさにジャンボ級のラインナップと言えるだろう。
まずは「サマージャンボ」の攻略だ。
「今年は7月26日からパリ五輪が開催されるので、過去、夏季五輪が開催された年の高額当せん番号を調べました。20年に開催予定だった東京五輪は、コロナ禍の影響により21年にズレましたけど、五輪といえば4年ごとのスポーツの祭典。そこで04年のアテネから4年周期で見ていくと、必ず組番号に『8』が出現していることがわかりました。そして過去にヨーロッパで開催されたアテネと12年のロンドンではともに組一位に出現しています。今回は100年ぶりにフランス・パリでの開催なので、組一位は『8』を狙い撃ちしたいと思います」
続いては「組十位」だ。ここは過去の当せん番号を見ても、奇数も偶数もランダムに出現しているが、
「よく見ると未出現の数字があります。4年前の20年には、それまで未出現だった『0』と『9』が一気に出ましたけど『5』はいまだに出現していません。また『五輪前年の高額当せんの組番号が必ず引っ張られて出現する』という法則も発見しました。去年の1等の組番号は『15組』でしたから、組十位は『5』を推したいですね」
組番号は「58組」で決まったが、「10万台」も「夏季五輪の法則」から炙り出す。
「ズバリ『14万台』を狙いたいですね。理由は、過去の五輪(4年周期)の1等の万位をアテネから順に見ていくと『19万』『13万』『10万』『12万』『16万』と、これまで一度も10万台の数字がダブっていません。なので、まずこの5つは外します。さらに前年の1、2等の万位の数字を引っ張って出現したケースも皆無なので、昨年1等の『11万』、2等の『17万』の2つも消します」
こうして「14万」「15万」「18万」台の3つに絞られたわけだが、
「高額当せんの2等にまで範囲を広げると、ヨーロッパ開催だったアテネとロンドンの2等で『15万』と『18万』が出現していますから、残る『14万』を狙いたいですね」
というわけで、長利氏が「夏季五輪の法則」から導き出したサマージャンボの狙い目は「58組の14万台」で決定だ!
(つづく)