カギは阪神日本一!年末ジャンボ「10億円」を攻略する(2)ミニは「下一桁7組13&14万台」を狙え!

 続いては同時発売の「年末ジャンボミニ」を攻略する。昨年との大きな変更点は、2等100万円の当せん本数が半分以下に減った代わりに、1等3000万円の当せん本数が60本から150本へと大幅に増えたことだ。

「年末ジャンボミニの初登場は、ちょうど10年前の13年です。当時は1ユニット(1000万枚)あたりの1等は10本でしたが、徐々に減り続けて19年以降は1ユニットあたり4本になってしまいました。ところが今年から1ユニットあたり10本に復活。今年は15ユニットの発売予定ですから1等が150本もあります。しかも1000万円の前後賞もあるので、ミニとはいえ、楽しみが膨らみます」

 長利氏によると、今年抽せんされた4つのジャンボミニの当せん番号に大きな偏りがあるという。

「今年の年末ジャンボミニは組十位を抽せんしません。そこで組一位の傾向を調べたところ、バレンタイン、ドリーム、サマー、ハロウィンで1等の出現率がトップだったのが『7』の75%。同様に万位は『13万』『14万』で、それぞれ出現率は75%でした。というわけでミニは、下一桁7組の13万&14万を狙ってみたいですね」

 下一桁「7」といえば、エンゼルスの大谷翔平の背番号「17」を思い浮かべた人も多いのではないか。また、ジャンボの組十位の「5」にしても、日本シリーズでMVPに輝いた近本光司の背番号が「5」。今年、大活躍をした選手たちの背番号だけに、売り場で見かけたら、ラッキーナンバーとしてその窓口で購入してもおもしろそうだ。だが、当せんした場合、思わぬ落とし穴をお忘れなく。

「1人で購入されている人の方が多いと思いますが、私は宝くじが大好きな仲間たちと共同購入していますし、読者の方の中にも、グループ買いをされている人もいると思いますので、注意点を1つ。宝くじは非課税ですが、換金する際は共同購入の対象者全員で銀行に行くか、もしくは代表者が委任状を持って行かなければいけません。仮に代表者1人が受け取ってから分配すると、共同購入とは認められず、代表者以外に贈与税が発生してしまいます。これは家族で購入しても同じですから、高額当せんの際は、気をつけましょう」

 読者諸氏の幸運を祈る!

マネー